「マジョリティ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
私達が普段から使っている日本語の中には、外国から入ってきた言葉を語源とする外来語・カタカナ語がたくさんあります。
その中で、「マジョリティ」という言葉をどこかの場面で聞いたことがあるかもしれません。
今回は、この「マジョリティ」について見ていくことにします。
目次
- 「マジョリティ」とは?意味
- 「マジョリティ」の表現の使い方
- 「マジョリティ」を使った例文と意味を解釈
- 「マジョリティ」の類語や類義語
「マジョリティ」とは?意味
「マジョリティ」は、英語の“majority”をベースした言葉で、「多数者」や「多数派」という意味で使われる言葉です。
「マジョリティ」の表現の使い方
「マジョリティ」を使う場面としては、「多数派」という意味からして、同じような行動や考え方を支持する多くの人を指すことになるので、ビジネスの世界で組織や企業内という集まりの中で、圧倒的な数・ウエートを占める派閥やグループの指す時に使います。
また、議会などで多数決で可決された人がそのものを「マジョリティ」と呼ぶこともあります。
「マジョリティ」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「マジョリティ」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにします。
- 「マジョリティ」を使った例文1
- 「マジョリティ」を使った例文2
「マジョリティ」を使った例文1
「日本でも有名なサイレントマジョリティという言葉の意味を君は知っているか?」
「マジョリティ」と言うと、「サイレントマジョリティ」というキーワードを思い浮かべる人も結構多いと思います。
歌詞にもなったほどで、英語では社会的に現象を表す持つ言葉として使われています。
「物言わない多数派」という意味ですが、社会や組織に対して積極的な意見を言ったり、積極的な行動をしないものの、大多数を占めることで大きな勢力で形成する言葉として出てきます。
「マジョリティ」を使った例文2
「俺は必ずもマジョリティのメンバーでなくても構わない。むしろマイノリティ的な存在として力強く、したたかに生きていく」
「マイノリティ」は「マジョリティ」の対義語で「少数派」という意味になります。
この2つの言葉は対になり、比較されるようなシチュエーションでも目にすることがあります。
この例文では、「大きな勢力のある環境の
中で生きるより、独自路線で生き抜いていく」ということを言っています。
「マジョリティ」の類語や類義語
「マジョリティ」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「主流派」【しゅりゅうは】
- 4-2 . 「絶対多数」【ぜったいたすう】
「主流派」【しゅりゅうは】
「主流派」が「マジョリティ」の類義語として扱うことができる言葉です。
「メイン的な流れや主軸となるグループ・集団」を意味した言葉です。
別名「主軸派」として言い換えることもできます。
4-2 . 「絶対多数」【ぜったいたすう】
「絶対多数」も「マジョリティ」の類義語になり、「議決などにおいて圧倒的多数の状況にあること」、「過半数を占めること」という意味になります。
選挙のシーンで投票数が過半数を越えた時によく使われています。
日常生活の中ではあまり使われることが少ない「マジョリティ」ですが、この言葉は重要ない意味で使われることがあるものです。
このことからも活用シーンをよく理解して、使いこなせるようにしたい言葉の1つです。