「事細か」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「事細か」という表現は「手を抜かない事細かで丁寧な仕事ぶりに感心させられました」などの文章で使われますが、「事細か」の表現はどんな意味を持っているのでしょうか?
「事細か」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「事細か」の意味
- 「事細か」の表現の使い方
- 「事細か」を使った例文と意味を解釈
- 「事細か」の類語や類義語
「事細か」の意味
「事細か」という表現は、「物事が細々としていて、細かい部分に至るまで詳しいさま」を意味しています。
「事細か」というのは、「注意を行き届かせて、細かい部分までつまびらかにしているさま」や「物事・問題の詳細」を意味している表現なのです。
- 「事細か」の読み方
「事細か」の読み方
「事細か」の読み方は、「ことこまか」になります。
「事細か」の表現の使い方
「事細か」の表現の使い方を紹介します。
「事細か」の表現の使い方は、「粗雑・いい加減ではなくて、物事(問題・仕事)の細々とした部分にまで詳しいさま」を指し示して使うという使い方になります。
例えば、「仕事のやり方を先輩に聞いて、事細かにメモしていたので、ミスがほとんどなくなりました」といった文章で、「事細か」の表現を正しく使うことができます。
「事細か」を使った例文と意味を解釈
「事細か」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「事細か」を使った例文1
- 「事細か」を使った例文2
「事細か」を使った例文1
「担当者が事細かに説明してくれたので、サービスの内容に対する疑問を解消することができました」
この「事細か」を使った例文は、「担当者がそのサービスの細々とした内容まで詳しく説明してくれたので」という意味を持つ文脈で、「事細か」の表現を使っています。
「事細か」を使った例文2
「精密機械にも負けない事細かな作業を見ていると、その職人の仕事に対する意識の高さがひしひしと伝わってきます」
この「事細か」を使った例文は、「事細か」という表現を、「精密機械にも負けない細々とした作業を見ていると」という意味合いで使用しています。
「事細か」の類語や類義語
「事細か」の類語や類義語を紹介します。
- 「綿密」【めんみつ】
- 「詳細」【しょうさい】
「綿密」【めんみつ】
「綿密」という言葉は、「隅々にまで(細部に及ぶまで)注意が行き届いていて、細かく詳しいさま」を意味しています。
その意味合いから、「綿密」の表現を、「細々とした部分に至るまで詳しいさま」を示す「事細か」の類語(シソーラス)として解釈できます。
「詳細」【しょうさい】
「詳細」という表現は、「細部に至るまで非常に詳しいさま」や「細々とした詳しい内容」を意味しています。
この意味から、「細々としていて、細部に及ぶまで詳しいさま」を示す「事細か」の類義語として、「詳細」という表現を上げることができるのです。
この記事で紹介した「事細か」の表現には、「細々としていること」や「物事の細部に至るまで注意が行き届いていて詳しいさま」などの意味があります。
「事細か」の類語・類義語として、「綿密」「詳細」などがあります。
「事細か」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。