「貴方方」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「貴方方」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「貴方方」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「貴方方」の意味
- 「貴方方」の表現の使い方
- 「貴方方」を使った例文と意味を解釈
- 「貴方方」の類語や類義語
「貴方方」の意味
「貴方方」とは、「あなた」の複数という意味と、三人以上の人のこと、あの方たちという意味の二通りがあります。
- 「貴方方」の読み方
「貴方方」の読み方
「貴方方」の読み方は、「あなたがた」になります。
「貴方方」の表現の使い方
「貴方方」を使った表現を紹介します。
「貴方方」とは「あなた達」「君達」といった二人に対して丁寧に言った場合と、三人以上の複数の人たちを丁寧に言う場合の二通りの意味があります。
つまり二人組でいる人に対しても三人以上のグループに向かっても「貴方方」は使えるのです。
どちらの場合も、それほど親しくはない、丁寧に言う、軽い尊敬の気持ちを込めているというのは共通です。
「私は貴方方に以前も言ったはずです」「貴方方に、お願いがあります」「貴方方はどこからいらしたのですか」などと使います。
「貴方方」を使った例文と意味を解釈
「貴方方」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「貴方方」を使った例文1
- 「貴方方」を使った例文2
「貴方方」を使った例文1
「貴方方には何度注意をしたかわかりません、夜中に大声で騒ぐのはいい加減にしてください」
「貴方方」とは、あなた達と、ここにいる皆という意味で使う言葉ですが、軽い尊敬語という分類になります。
つまり、それほど親しくない相手なので気安く「あんた達」とは言えない関係性であったり、一定の距離を置いて接したいという場合にも使う言葉です。
目上の人が目下の人に使う場合は、それほど仲が良くない、丁寧に言っているという解釈で差しつかえないでしょう。
「貴方方」を使った例文2
「貴方方はいつも一緒にいますけれど、ご夫婦なのですか」
二人組でいる人のことは、「あなた達」「お二人さん」「君達」などと色々な言い方があります。
「貴方方」はその中でも丁寧であり、軽い尊敬語という解釈になります。
親しくない相手、距離をとって接したい、丁寧に話しかけたいという場合は例文のように「貴方方」を使うこととなります。
「貴方方」の類語や類義語
「貴方方」の類語や類義語を紹介します。
- 「諸兄」【しょけい】
- 「諸君」【しょくん】
- 「皆さん」【みなさん】
「諸兄」【しょけい】
「諸兄」とは、やや堅苦しい印象かもしれませんが、男性が同性の友達、同僚、親しい先輩などに敬愛の気持ちを持っていう言葉です。
「諸君」【しょくん】
「諸君」とは多くの人に対して使う言葉です。
男性が、同輩や目下の人に軽い敬意を持って使います。
女性が使うというイメージではありません。
「皆さん」【みなさん】
「皆さん」とは「皆様」と同じ意味で、全ての人に対して敬っていう言葉です。
「皆さん、お元気ですか」「皆さんとこれからも楽しくやっていきたいです」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「貴方方」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。