「四半期決算」とは？意味！「1Q」「2Q」「3Q」「4Q」とは？

「四半期決算」とは?

「四半期決算」とは、上場企業で1年に4回発表される決算発表のことですが、それぞれ3ヶ月ごとの決算という訳ではなく、中間発表や年間を通した発表も含まれます。

多くの場合で6月末、9月末、12月末、翌3月末の発表になり、これがその時期からしばらくの株価に影響することが少なくありません。

「1Q」「2Q」「3Q」「4Q」とは?

四半期決算における「1Q」とは、4~6月の決算になります。

これが基本的に6月末に行われる、「2Q」は4~9月までの1年間の「中間決算」になります。

7~9の3ヶ月だけの決算ではないので注意してください。

そして、「3Q」は10~12月の3ヶ月の決算で、「4Q」が4~翌3月までの1年間を通した決算という内容です。

日本語で表現される時には、「1Q」は「第1四半期決算」、「2Q」が「中間決算」、「3Q」は「第3四半期決算」で、4Qが「本決算」と呼ばれます。

「4Q連続時価総額1億円以下」とは?

企業によっては、抱えている子会社やグループ会社の決算内容によって、手放すか否かなどを判断していることがあるようです。

それにこの「4Q連続時価総額1億円以下」といったルールがあった場合、4回の連続した決算時期の全てにおいて時価総額(発行済株式数×株価)が1億円以下だった時にそう考えるという意味になり、他に「6Q連続赤字」といった内容が採用されている企業もあります。

尚、この6Q連続という表現では、3ヶ月ごとの6回連続した決算ではなく、先のような中間決算や本決算という内容が採用されると考えていいでしょう。