「奮ってご参加ください」の意味とは!「振るって」間違い?類語や使い方・例文など詳しく解釈
ビジネス文書で「奮ってご参加ください」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「奮ってご参加ください」の意味
- 「奮ってご参加ください」の表現の使い方
- 「奮ってご参加ください」使った例文と意味を解釈
- 「奮ってご参加ください」の類語や類義語・言い換え
「奮ってご参加ください」の意味
「奮ってご参加ください」の意味は「自分から意欲を持って参加して下さい」ということです。
普通に言えば「是非参加してください」なのですが、より「自発的に参加願います」「やる気を持って来て下さい」という強い意味になります。
しっかりと準備をして、万全の体制でイベントや企画を催すので、「それなりに期待して来て下さい」という自信が表れている言葉です。
- 「奮ってご参加ください」の読み方
- 「ふるってご参加ください」は「振るって」「奮って」どちらが正解?
「奮ってご参加ください」の読み方
「奮ってご参加ください」の読み方は、「ふるってごさんかください」になります。
「奮って」は平仮名表記することもありますが、ビジネスでも使われるので覚えておきましょう。
「ふるってご参加ください」は「振るって」「奮って」どちらが正解?
メールや案内状に「奮ってご参加ください」と「振るってご参加くださ」と書かれているものがあります。
人の参加を促す時には「奮ってご参加ください」が正しい表現です。
「振るって」は、動詞「振るう」の副詞形で、「充実して勢いが盛んになる」「思う存分に能力を発揮する」という意味があります。
「奮って」は、動詞「奮う」の副詞形で、「気力が盛んになる」「やる気が出る」という意味です。
イベントに招待された場合、相手は能力を発揮することを期待しているのではなく、積極的に参加してくれることに期待をしているのです。
従って、「進んで」「積極的に」という意味の「奮って」が正しい使い方になります。
「奮ってご参加ください」の表現の使い方
「奮ってご参加ください」の表現の使い方を紹介します。
- 案内状に使われる
- 社内文書としても使われる
案内状に使われる
「奮ってご参加ください」は、イベントの案内状に使われます。
数多くの人に参加して欲しいイベントなどがあり、参加者に景品などが配られる時などに、相手に興味を持って貰える様にこの様な表現を使うのです。
社内文書としても使われる
社内でイベントが行われる時に、積極的に参加して欲しいという意味で「奮ってご参加ください」が使われます。
従業員のやる気を盛り上げる為の表現です。
「奮ってご参加ください」使った例文と意味を解釈
「奮ってご参加ください」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「奮ってご参加ください」を使った例文1
- 「奮ってご参加ください」を使った例文2
「奮ってご参加ください」を使った例文1
「参加賞がありますので奮ってご参加ください」
参加した人はもれなく粗品が貰えるので、是非参加して欲しいと言っています。
「奮ってご参加ください」を使った例文2
「ゴルフコンペがありますので奮ってご参加ください」
ゴルフで親睦を深めるイベントがあるので、好きな人は積極的に参加して欲しいと言っています。
「奮ってご参加ください」の類語や類義語・言い換え
「奮ってご参加ください」の類語や類義語を紹介します。
- 「どしどしご応募ください」【どしどしごおうぼください】
- 「是非お越しください」【ぜひおこしください】
「どしどしご応募ください」【どしどしごおうぼください】
「懸賞や社内コンペに、数多くの応募を期待している」という意味で、「応募=参加」になります。
「是非お越しください」【ぜひおこしください】
「何かの会合や集まりに来て欲しいとお願いすること」ですが、「是非」が付くのでやや強制的な意味になりす。
「奮ってご参加ください」は「自分から意欲を持って参加して下さい」という意味です。
内容が充実していて期待できるイベントに使いましょう。