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「金持ち喧嘩せず」の意味とは!対義語や類語!例文など詳しく解釈

「金持ち喧嘩せず」という言葉はどのような意味や使われ方をするかご存知でしょうか。

それでは言葉の意味、使い方、類語、対義語など丁寧に解説していきますので、参考にしてみてください。

金持ち喧嘩せず

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「金持ち喧嘩せず」の意味とは!対義語や類語!例文など詳しく解釈>


目次

  • 「金持ち喧嘩せず」の意味
  • 「金持ち喧嘩せず」の表現の使い方
  • 「金持ち喧嘩せず」を使った例文と意味を解釈
  • 「金持ち喧嘩せず」の類語や類義語
  • 「金持ち喧嘩せず」の対義語


「金持ち喧嘩せず」の意味

「金持ち喧嘩せず」の意味

「金持ち喧嘩せず」とは、余裕のある者、有利な立場にある者は、今の状態を失わない為に人と争い事は起こさないという意味で使います。

  • 「金持ち喧嘩せず」の読み方

「金持ち喧嘩せず」の読み方

「金持ち喧嘩せず」の読み方は、「かねもちけんかせず」になります。



「金持ち喧嘩せず」の表現の使い方

「金持ち喧嘩せず」の表現の使い方

「金持ち喧嘩せず」の表現の使い方を紹介します。

「金持ち喧嘩せず」とはお金を持っている者は、喧嘩をすれば損をして利益を失うとわかっているのでわざわざ損になるような喧嘩などしないという意味があり、そこから、有利な立場にある者、余裕がある者は人と争うようなことはしないといった意味でもあります。

つまり喧嘩をすれば自分も何らかの損をするわけですから、金持ちになりたければ人と争うのは得策ではないという戒め的な言葉でもあると言えるでしょう。

使い方としては「社長は、金持ち喧嘩せずで、つまらない煽りには反応しない」「金持ち喧嘩せずと言うが、彼女は早々にあの連中とは一線を引いた」「そんなに怒らない方がいいですよ、金持ち喧嘩せずと言うではありませんか」という風になります。

「金持ち喧嘩せず」を使った例文と意味を解釈

「金持ち喧嘩せず」を使った例文と意味を解釈

「金持ち喧嘩せず」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「金持ち喧嘩せず」を使った例文1
  • 「金持ち喧嘩せず」を使った例文2

「金持ち喧嘩せず」を使った例文1

「あの連中は、しつこく文句を言っているらしいが、彼は金持ち喧嘩せずといった様子で無視している」

お金がある者、余裕がある者、高い地位にある者は、人と争えば自分が損をして利益、名声を失うということを知っています。

ですから相手に悪く言われても、真に受けずに無視して流すという態度でかわすのです。

「金持ち喧嘩せず」を使った例文2

「金持ち喧嘩せずと言うが、経済的余裕があるとちょっとしたことで喧嘩することもなくなる」

例文は「金持ち喧嘩せず」をそのままの意味でとらえています。

お金があれば心に余裕が持てます。

何でもお金で解決できるのでストレスが溜まりにくいということもあるでしょう。

ですから生活に金銭的余裕があれば喧嘩することもないと言っているのです。



「金持ち喧嘩せず」の類語や類義語

「金持ち喧嘩せず」の類語や類義語

「金持ち喧嘩せず」の類語や類義語を紹介します。

  • 「高みの見物」【たかみのけんぶつ】
  • 「石橋を叩いて渡る」【いしばしをたたいてわたる】

「高みの見物」【たかみのけんぶつ】

「高みの見物」とは自分はその物事に関わらずに、どうなるかを見ているだけのことを言います。

つまり当事者にならず見物するということで自分は何も損をしないという意味合いでもあるのです。

「この件に関しては、高みの見物を決め込んだ方が良さそうだ」という風に使います。

「石橋を叩いて渡る」【いしばしをたたいてわたる】

「石橋を叩いて渡る」とは、用心の上に、さらに用心をするといった意味ですが、安全を確かめて、物事に慎重になるということから損をしない、利益を守るということにも繋がります。

「社長は石橋を叩いて渡るタイプなので会社はこの先も安泰だろう」という風に使います。

「金持ち喧嘩せず」の対義語

「金持ち喧嘩せず」の対義語

「金持ち喧嘩せず」の対義語としては「貧すれば鈍する」という言葉が当てはまります。

貧しくなると、苦労が増えて賢さがなくなったり、人間性が悪くなってしまうことを言います。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「金持ち喧嘩せず」についてお伝えしました。

言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。