「総事業費」とは?意味!「総事業費」の内訳とは?例文も解釈
「総事業費」は、建築物だけでなく、大きなイベントに対しても使われる言葉です。
目次
- 「総事業費」とは?
- 「総事業費」の内訳とは?
- 「総事業費」を使った例文と解釈
「総事業費」とは?
「総事業費」とは、その事業を全て完結(完成)させるまでに掛かる費用のことです。
対象は建築物、またはイベントといったことが多く、前者の場合はその完成まで、後者はきちんとそれが終了するまでに掛かる全ての費用の合計になります。
2020年に東京で開催される東京五輪とパラリンピックにも、事前なので概算ではありますが、これくらい掛かるだろうという推定の「総事業費」が算出されています。
「総事業費」の内訳とは?
「総事業費」という表記だと、それこそ全ての合計金額だけになってしまいます。
よって、これにいくら、ここにはいくらといった内訳が添付されるものです。
例えば、先の東京五輪とパラリンピックでも、「恒久施設の建築に掛かる費用」、「仮設部分とそれに絡む賃貸料など」、「警備や選手村の費用」、「大会運営費と諸経費」といった大きく分けた内訳ごとに推定の事業費が発表されています(いわゆる人件費はそれぞれの中に含まれているようです)。
「総事業費」を使った例文と解釈
「総事業費」を使った例文と、その意味の解釈です。
この表現を使う場合、対象はそれなりに大きな施設の建設、またはイベントの開催だと考えていいでしょう。
一般の住居の建築といった程度の規模ではあまり用いません。
- 「総事業費」を使った例文1
- 「総事業費」を使った例文2
「総事業費」を使った例文1
「東京ドーム建設の総事業費は、約350億円だったらしい」
かなり大きな事業だったことが分かりますが、福岡のペイペイドーム(2019年シーズンオフからのネーミングライツで、一般名称は福岡ドームです)は、その倍以上掛かったと言われています。
「総事業費」を使った例文2
「総事業費を少しでも安くあげられないものだろうか」
どのような建築物やイベントだとしても、これが安くあがるに越したことはありません。
その為に、内訳ごとに細かい見直しが行われることが少なくありません。
「総事業費」と使う時には、その対象に絡む全ての費用が含まれていると考えてください。
先のように、もちろん人件費も考慮されています。