「ライドシェア」とは?意味!「カーシェア」との違いも解釈
この「ライドシェア」は、日本では事実上禁止されています。
目次
- 「ライドシェア」とは?
- 「カーシェア」との違い
- 「ライドシェア」の実情と問題点
「ライドシェア」とは?
「ライドシェア」とは、自動車の「相乗り」を表す言葉です。
目的地が一緒、もしくは通り道の人に一緒の乗せてもらい、ガソリン代や手間賃として多少の金銭を支払うことがこのように表現されますが、日本では営業車以外によるそのような行為は道路交通法違反となってしまう為、事実上禁止とされています。
無償で行うのあれば一向に構いませんが、車に誰かを乗せることで金銭が得られるのは緑ナンバーの登録営業車のみというのが現行の法律です。
「カーシェア」との違い
「カーシェア」は、1台の自動車を複数の人で使うことなので、この「ライドシェア」は異なります。
こちらについては既に実用化されており、法律的にも問題はありません。
レンタカーも、このカーシェアの1つの形態だと表現できます。
「ライドシェア」の実情と問題点
「ライドシェア」は先のように、日本では禁止されています。
ですが、実際には送ってもらったお礼にガソリン代程度の金銭を支払う行為は普通に見られ、知り合い同士であればそこまで厳しく取り締まることはありません。
ですが、他人からお金得るとなると、さすがに話が違ってきます。
いわゆる「白タク」行為になってしまうので、明らかな法律違反となります。
諸外国ではガソリン代程度であれば他人同士でも黙認されていたり、これがビジネスとして成り立っている国まで存在する中、日本は遅れていると言われることがありますが、こればかりは法の改定がないことには進まない話です。
ちなみに、こういった行為がどうして「白タク」と呼ばれるのかと言えば、緑ナンバーの営業車ではない一般の「白ナンバー」の車でタクシーやハイヤーの真似事をするからに他なりません。
「ライドシェア」は、2019年現在では違法になってしまいますが、同じ集合住宅の住人同士であれば黙認されている地域もあります。
ですが、その場合は送迎バスなどの代わりという扱いになるからであって、特例だと考えてください。