音楽用語「ストリングス」とは?! 意味を解説
音楽用語で「ストリングス」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「ストリングス」の意味とは?
- 「ストリングス」の概要
「ストリングス」の意味とは?
「ストリングス」とは、音楽用語で「弦楽器」「弦楽器の演奏」「弦楽器の演奏ユニット」という意味です。
「ストリング」とは英語の“string”が日本語化した言葉で「糸」「ひも」、音楽では「弦」のことです。
「ストリングス」で「複数の弦がある楽器」、つまり「弦楽器」を表します。
基本的にはオーケストラで使われる弦楽器のことで、ギターやベースは同じ弦楽器ですが「ストリングス」とは言いません。
「ストリングス」と「ギター」の違いは、一言で言うと「音が伸びるか伸びないか」です。
「ストリングス」は、弓で弾くと音が長く伸びるのが特徴です。
ギターの場合は「ストリングス効果」のあるアタッチメントを付けて似た音を出すこともありますが、「ストリングス」とは言わないのです。
「ストリングス」の概要
「ストリングス」と呼ばれる楽器について紹介します。
- 代表的な楽器
- 電子楽器
代表的な楽器
「ストリングス」と呼ばれる楽器で代表的なものは以下の通りです。
「ヴァイオリン」は、高音域に優れていて、オーケストラのメインになる弦楽器です。
「ヴィオラ」は「ヴァイオリン」よりも10センチ程長く、中高音が出ます。
「チェロ」は、かなり大きく立てて演奏し、中低音が出ます。
「コントラバス」は、「チェロよ」よりもさらに大きくて低音が出ます。
電子楽器
「ストリングス」という言葉は、最近では「効果音の名称」としても使われています。
シンセサイザーなどの電子楽器には、上記の「ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス」の音源が備わっていて、合奏した時の音色を再現できる様になっています。
この時の音色のことを「ストリングス」と呼ぶこともあるのです。
「ストリングス」とは「弦楽器」「弦楽器の演奏」「弦楽器の演奏ユニット」という意味です。
ヴァイオリンなどのオーケストラで使われている弦楽器に対して使いましょう。