バレーボールにおける「オポジット」とは?! 意味を解説
バレーボールで使われる「オポジット」とは、一体どんな意味なのかを説明していきます。
目次
- バレーボールにおける「オポジット」の意味とは?
- バレーボールにおける「オポジット」の概要
バレーボールにおける「オポジット」の意味とは?
近年のバレーボールでは、試合に出場する選手6人(9人制のルールもありますが、そちらはここでは考えません)にそれぞれ「ポジション」と呼んでいる役割が与えられます。
「オポジット」はそのうちの1つです。
このポジションという考え方は他のスポーツにも採用されており、野球のそれが有名です。
サッカーでも同様にポジションごとに選手が配置され、野球とは違って多少元のポジションの範囲を出ることがありますが、バレーボールでは選手の位置の「ローテーション」が採用されている為、このポジションが他のスポーツとは違って全く固定ではなく、「その選手に与えられた役割」だと考えてください。
バレーボールにおける「オポジット」の概要
「オポジット」は、バレーボールのポジション(役割)の中でも超攻撃的なプレイヤーに対して使われる名称です。
他のポジションとは違い、ローテーションで後衛に回った時も基本的レシーブは行わず、常に攻撃のことだけを考えているポジションです。
前衛の時はセッター(トスの役割があるポジション)の対角に位置取って強烈なスパイクを打ち込み、後衛の時にはバックアタックの準備が基本になります。
尚、オポジットはどのチームにもあるポジションではなく、全員が守備にも参加する構成で組まれている場合もあります。
このポジションを採用すると、その選手は守備に参加しない為、守備力が落ちることになります。
よって、その分を補って余りある攻撃専門の選手が居る場合のみ採用されるポジションで、女子のチームでは海外の強豪チームでない限り、あまり見ることはできません。
バレーボールはローテーションのルールにより、サーブ権を獲得する度に選手の位置が時計回りに動きます。
その為、ポジションが固定ではないのが他のスポーツと一番違う点で、オポジットはポジションの名前ではありますが、いつも決まった位置取っている訳ではありません。