「安価メール」とは?!意味や概要
この「安価メール」は、2ちゃんねるで流行った遊びの1つです。
目次
- 「安価メール」の意味とは?
- 「安価メール」の概要
「安価メール」の意味とは?
「安価メール」の説明の前に、この「安価」について解説します。
これは、2ちゃんねるなどのスレッド式の掲示板において、「>>120」のように付いているもので、この場合は120の発言番号へのレスだという意味になります。
正確には「アンカー」といい、その当て字として「安価」と使っており、そのアンカー先の内容をそのままメールするという遊びが「安価メール」になります。
「安価メール」の概要
この「安価メール」の具体的な遊び方を挙げると、誰かがメールする内容に困っているとします。
そこで「>>150 何か頼む」と発言すると、そのスレッドで150番に該当する人が代わりに内容を考えるという具合です。
それが「ふざけんなって」だった場合には、頼むと先に書いた人はそのまま「ふざけんなって」と書いたメールを送信します。
もちろんどんなシチュエーションで、どのような人に送るかといったことは先に書いているので、一応それに沿った内容が書かれることがほとんどですが、中にはすごく適当なものが混じることもあり、「お陰でケンカになった」などという終わり方になることもしばしばです。
要は、自分の代わりにメールの内容を考えてくれとアンカーして誰かに頼むのが「安価メール」で、それに対してどんな返信があったかきちんと報告しながら、「次は>>170」のように進んでいきます。
完全に返信が来なくなったところで終了とする場合が多いですが、早いと最初のメールだけで終わってしまうことがあり、そのような場合には「もう一通くらい>>180」などと最低でも2回は続けるのが(これを始めたからには)暗黙のルールとされているようです。
実にくだらない遊びだと思うかも知れませんが、一時期は流行っていた遊びで、人のことだと思っていい加減な内容を考えたレスから、それに対する返信の書き込みで結構な盛り上がりのスレッドも多く見られました。