「ナチュラルボーン」とは?! 意味を解説
この「ナチュラルボーン」は、少し前に公開されたアメリカ映画から広まった言葉です。

目次
- 「ナチュラルボーン」の意味とは?
- 「ナチュラルボーン」の概要
「ナチュラルボーン」の意味とは?

「ナチュラルボーン」は、英語では“natural-born”と表記し「生まれつきの」と訳せる言葉で、カタカナ語としての解釈もこのままで構いません。
よって、例えば、髪の毛がパーマのようになっているのを指摘された際に「あー、これはナチュラルボーン」と使えば、いわいる天然パーマだと伝えることができます。
このように、生まれつきのものを指して使うと覚えておけばいいでしょう。
「ナチュラルボーン」の概要

「生まれつきの」が意味であれば、わざわざ「ナチュラルボーン」と使うより、そちらの方が表記上も口語でも早いというものですが、冒頭のようにこの言葉を使った映画のヒットにより、その意味で見聞きするようになりました。
その映画とは、「ナチュラルボーンキラーズ」というタイトルで、訳すと「生まれつきの殺人者」となります。
内容は、ミッキーとマロリーというカップル(彼らがその対象です)がアメリカ各地で殺人を犯しながらの逃避行の記録といったところです。
この話は、アメリカでかつてチャーリーとキャリルという実在のカップルが僅か2ヶ月で11人も殺害したという実際の凶悪事件が元になっており、内容の凄さから、アメリカではR指定(15歳以上のみ鑑賞できる)とされていました。
尚、日本では特にそのような指定はされずに公開され、DVD化されたものにもレーティング指定は付いていません。
その理由として、当時は日本ではまだR15やR18(18歳以上のみ鑑賞できる)といったような細かい指定がありませんでした。
成人映画のみ現在のR18扱いといった程度だったので、比較的多くの人がこの映画の鑑賞でき、内容の凄さから「ナチュラルボーン」という言葉を使い出した為、広まったと考えられています。
「ナチュラルボーン」は、意味が分かってしまえば特に難しい言葉ではありません。
ですが、無理に使うこともないかも知れません。