「ルンペン」は放送禁止用語?!意味を解説
「ルンペン」という言葉は最近ではあまり使われなくなりました。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「ルンペン」は放送禁止用語?!
- 「ルンペン」の概要
「ルンペン」は放送禁止用語?!
「ルンペン」は、日本では「浮浪者」「住所不定無職な者」を表す言葉です。
日本では現在、人の貴賎に関わる言葉は差別用語とされています。
テレビ局でも「ルンペン」は放送禁止用語になっているので、最近では使われない傾向になっています。
但し、放送禁止用語はあくまで自主規制ですので、法律的に禁止されているという訳ではありません。
「ルンペン」の概要
「ルンペン」の語源と関連語について紹介します。
- 「ルンペン」の語源
- ルンペン帽とは
「ルンペン」の語源
「ルンペン」の語源は、ドイツ語の「lumpen」で、意味は「布きれ」「ボロ服」という意味です。
ドイツでは職業に就いておらず、ボロボロの洋服を着てる人に対して「ルンペン」と呼ぶ様になりました。
特に物乞いをしている訳ではなく、無職で貧しい人のことを言います。
この言葉が日本に入り、「浮浪者」となり、その中でも物乞いをして暮らしている人達を「乞食」と言う様になったのです。
ルンペン帽とは
「ルンペン」が差別用語として禁止されている一方で、ファッションで「ルンペン帽」という帽子があります。
これは、ハットのつばの部分が広く、波打っているデザインのものを言います。
素材が柔らかく、すこしよれよれとしていて「ルンペンが被る帽子の様であることから」名づけられています。
「ルンペン」とは日本では「浮浪者」「住所不定無職な者」を表す言葉です。
差別用語なのでなるべく使わない様にしましょう。