「リレー」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「リレー」は、陸上競技で有名な言葉ですが、本来の意味はそれではなく、いくつかの意味で使われています。
目次
- 「リレー」の意味とは?
- 「リレー」の表現の使い方
- 「リレー」を使った例文と意味を解釈
- 「リレー」の類語や類義語
「リレー」の意味とは?
「リレー」とは、本来は「中継」(ちゅうけい、次に渡すこと)という意味で使う言葉です。
冒頭に挙げた陸上競技で使われる意味は、走者同士の「バトンの中継」からきており、言わば応用的な使い方だと言っていいでしょう。
電子部品における「リレー回路」という言葉が有名で、信号をその先に中継する為の回路がそれに当たります。
そのまま「リレーする」と使った時も、意味通りに「中継する」と解釈してください。
「リレー」の表現の使い方
「リレー」の表現の使い方を紹介します。
この言葉の意味となる「中継」は、テレビの放送でよく見聞きすると思います。
「現地より生中継」などという使われ方になりますが、現地からそのままではなく、どこかを中継して放送しているという意味からそのように使っています。
「ネット中継」という表現がそれがよく分かる使い方で、間にプロバイダーなどを中継して放送しているのでそのような言葉で表現されます。
しかし、そういった用い方では、「中継」の本来の意味こそ含んでいても、単に「放送」のことだと用いられていることが多く、「リレー」よりも広い解釈ができる言葉だと言っていいでしょう。
「リレー」を使った例文と意味を解釈
「リレー」を使った例文と、その意味の解釈です。
「中継」ではなく、「リレー」として使う場合の例文です。
- 「リレー」を使った例文1
- 「リレー」を使った例文2
「リレー」を使った例文1
「1人1人はそれほど速くないものの、リレーになると速いのは何故だろう」
リレー競技について使っている例になります。
そのリレーでは、各々の走力の他にバトンの受け渡しの技術も大きく影響してします。
また、長距離になると、走者の順番も戦術として少なからず影響すると考えていいでしょう。
「リレー」を使った例文2
「リレー部分に不具合があるという報告だ」
電子回路やそれに準じた作りの装置などで、何かの中継点に問題があるようだと分かった様子です。
このような使い方では、中継されるものは何でも構わず、水道局から各家庭に水が供給される仕組みを例に挙げると、その水が中継されている対象です。
「リレー」の類語や類義語
「リレー」の類語や類義語を紹介します。
リレーされる先が使う表現になります。
- 「引き継ぎ」【ひきつぎ】
「引き継ぎ」【ひきつぎ】
リレーが行われる際には、その対象が「引き継ぎ」されることになります。
特にビジネスでは、後任に色々なことを伝えるという意味でよく使われています。
その場合には、前任者は「引き継きをする」、後任者は「引き継ぎされる(された)」という使い方になり、その内容がリレー(中継)されます。
「リレー」は、本来は「中継」として使う言葉ですが、陸上競技のそれや「放送」といった解釈での使われ方の方が有名かも知れません。