テニスの「ウィンブルドン」とは?! 意味を解説
テニスには、世界の四大大会と呼ばれる4つの大きな大会あります。
「ウィンブルドン」はその中の1つの名称です。
目次
- テニスの「ウィンブルドン」の意味とは?
- テニスの「ウィンブルドン」の概要
テニスの「ウィンブルドン」の意味とは?
テニスの四大大会とは、歴史の古い順に全英オープン、全米オープン、全仏オープン、全豪オープンの4つです。
この中で一番歴史のある全英オープンが、この「ウィンブルドン」と呼ばれています。
よって、全英オープンの別名かと思いきや、その「全英オープン」の方が実は便宜上の名称で、正式には「ウィンブルドン選手権」と表現されます。
その略がこの「ウィンブルドン」です。
テニスの「ウィンブルドン」の概要
「ウィンブルドン」が何故そのような呼び方をされるのかと言えば、この大会はロンドンのウィンブルドンにある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」で開催されているからです。
その開催地から付いている名称で、原則的に毎年6月の最終週から2週間を掛けて行われています。
この大会には他の3つの大会とは大きく違う特徴が1つあり、出場選手は男女とも上下白一色のウェアの着用が義務付けられています。
これは、初代の男子シングルスの優勝者がそのようなウェアだったことに由来しており、現在でもウェアのサプライヤー(提供元)のロゴくらいは付けても構いませんが、目立たない程度に小さいものでないといけません。
その為に、三本線でお馴染みのアディダスがその三本線がウェアに入れられないことで(大きな大会なのに宣伝にならないと)、同大会の主催者などに対して訴えたを起こしたことがありました。
しかし、その訴えは却下されてしまい、今現在アディダスの契約選手がこの大会で着用しているのは胸に小さなワンポイントのロゴだけのウェアです。
「ウィンブルドン」はその歴史から、上のような着用ウェアに制限があるという珍しい特徴があります。
また、試合中だけでなく、コートを使った練習中もそのような格好でないといけないことまではあまり知られていないかも知れません。