「セミナー」の意味とは?! 意味を解説
この「セミナー」は、広い意味で使われている言葉ですが、本来の意味は以下の通りです。
目次
- 「セミナー」の意味とは?
- 「セミナー」の概要
「セミナー」の意味とは?
「セミナー」とは、知識や学力を高める為に開かれる集会や会合のことだと表現でき、その中でも自分も内容に参加できるものに対して使われる言葉になります。
何かの発表会や講演会のこととして用いられることも多いですが、それらは基本的に一方的に参加者に対して伝達があるという内容なのに対し、「セミナー」と呼ばれる対象は、その場で自分でも意見が出せるという違いがあります。
これができない集会や会合は「セミナー」とは呼びません。
この言葉はドイツ語の「ゼミナール」が語源で、その意味は大学などで指導者(教授など)が主催する意見交換会のことです。
講義そのものを指して使うこともありますが、一方的に伝達されるだけの会合に使われることはありません。
「セミナー」の概要
「セミナー」と呼ばれる集会や会合とその他のもう1つの違いとして、セミナーは自らがそれに参加したいと思って参加するものという点です。
参加が任意であっても、決まった日時でそれに参加するのが半ば当然だとされている(参加しないと困ることになる場合が多い)ものはこの「セミナー」とは呼ばず、好きな開催を選び、望んで自主的に参加するものがこの言葉で表現されます。
先のように、そうではない講演会などにもよく「セミナー」という言葉が使われていますが、本来の意味では間違った使い方になります。
ただし、そこまで厳密に使い分けていることは少なく、広い意味で集会や会合に対して用いられているのが実情です。
この言葉を聞くと、悪いイメージが浮かぶ人も少なくないでしょう。
それは、近年では「投資セミナー」などといった(中にはもちろんそうではないものもありますが)最初から騙すことが目的のそれが横行しているからに他なりません。
言葉の意味としては間違った使い方ではないものの、そのようなものに引っ掛からないように注意してください。