「ぐう屑」とは?! 意味を解説
ネット上で「ぐう屑」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、概要を紹介します。
目次
- 「ぐう屑」の意味とは?
- 「ぐう屑」の概要
「ぐう屑」の意味とは?
「ぐう屑」は「ぐうくず」と読み、意味は「ぐうの音も出ない程のクズのこと」です。
人に対する「屑」とは、「人としての道理や常識を無視した言動をして、全く悪びれる様子がなく、それどころか自分を正当化しようとする人」のことで、文字通り「屑の様な人間」を意味します。
これに「ぐう」が付くことで更に悪い意味が強調されて、あらゆることにおいて「最低な人間」を表すスラングとして使われています。
「ぐう屑」の概要
「ぐう屑」の由来や関連語について紹介します。
- 「ぐう」とは
- 「ぐう屑」の関連語
「ぐう」とは
「ぐう屑」の「ぐう」という表現が使われる様になったのは、2009年頃に「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」での書き込みが由来です。
2ちゃんねるの「なんでも実況J板(なんJ)」の「野球ch」に、当時巨人に在籍していた小笠原道大選手のスレが立てられていました。
小笠原選手の愛称は「ガッツ」ですが、日ハムからの契約更新を断って巨人に移籍したことでイメージが悪く「畜生」と呼ばれていました。
それを強調するかの様に、なんJ民により架空のキャラである「カッス」が作られ、卑劣で下品な内容の投稿が増えたのです。
その中に「カッスはぐうの音も出ないほどの畜生」という投稿があり、ここから「ぐう畜」というスラングが誕生しました。
更に「ぐう畜」は派生して「ぐう〇〇」として使われる様になったのです。
「ぐう屑」の関連語
「ぐう屑」は「ぐう畜」の派生語で、「ぐう〇〇」の関連語は数多くあります。
「ぐうかわ」は「ぐうの音も出ないほどかわいい」という意味です。
「ぐう聖」は「ぐうの音も出ないほどの聖人」という意味です。
「ぐう凡」は「ぐうの音も出ないほどの凡人」という意味です。
これらの言葉はネット上で使われることがほとんどですが、若者言葉として使われることもあります。
「ぐう屑」は「ぐうの音も出ない程のクズのこと」という意味です。
良い意味ではないので、なるべく使わない方がいいでしょう。