「yqs」とは?!意味を解説
この「yqs」は、プロ野球でヤクルトの先発投手の指針だと揶揄されて使われています。

目次
- 「yqs」とは?
- 「yqs」の概要
「yqs」とは?
「yqs」は、野球用語の「qs」が元で作られた言葉です。
その「qs」とは“Quality Start”の略で、先発投手が6回3失点以内で抑えることという意味で使われます。
これが先発投手としての1つの指針だとされていますが、ヤクルトの当時の小川監督の発言から、同チームでは先発投手が7失点されても構わない(それが当たり前)だと揶揄されるようになり、ヤクルトの「y」を付けて“Yakult Quality Start”の略として作られた言葉です。
「yqs」の概要
由来は先のようにヤクルトの小川監督で、ある大敗した試合の後に「石川(その試合の先発投手)はどうしたものかと思う。
追いつく為には1回の7失点で止めておかないと」などと発言したことです。
つまり、「yqs」は、先発投手が7点までは取られても構わないという意味になります。
その試合の石川投手は1回に早くも7点もとられてしまい、その後も更に追加点をとられて大敗しました。
ここから、「7点までなら構わない(問題ない)」という意味でこの「yqs」が広まりました。
先発投手が7点も取られては、まず勝てる訳はありません。
しかし、そのような失点があってもこの言葉を使い、「まだyqsの範囲だから大丈夫だよw」などと面白がるようになっているという次第です。