「キャラ立ち」の意味とは?! 意味を解説
日常会話やネット上で「キャラ立ち」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、語源や使い方などについて紹介します。
目次
- 「キャラ立ち」の意味とは?
- 「キャラ立ち」の概要
「キャラ立ち」の意味とは?
「キャラ立ち」の意味は「その人の個性や特徴を際立たせて、他の人との違いをはっきりさせること」です。
「キャラ」とは英語の“character”が日本語化して「キャラクター」になり、更に省略された言葉です。
英語の意味は「個性」「特性」であり、日本でも同じ様に使われています。
その人の能力や功績ではなく、個性を目立たせて注目される時の表現です。
「キャラ立ち」の概要
「キャラ立ち」の元ネタと背景を紹介します。
- 「キャラ立ち」の元ネタ
- 「キャラ立ち」の背景
「キャラ立ち」の元ネタ
「キャラ立ち」の元ネタは明らかではありませんが、1970年代に漫画原作者である「小池一夫」氏が、自身で開催する劇画村塾において「漫画はキャラクターを立てなければダメ」と教えたことから来ていると言われています。
ここからマンガやアニメにおける登場人物の設定に影響を与え、更にお笑い業界にも広まり、その後はビジネスの自己啓発としても使われる様になっています。
「キャラ立ち」の背景
更にスラングとして広まる背景になったのが、2007年に自民党の「麻生太郎」氏の発言によるものです。
麻生氏は「私は非常にキャラが立ち過ぎている」と発言して注目されました。
麻生氏は、普段からマンガ好き、葉巻をくわえ、ファッションセンスが際立っていて、ギャングハットをかぶることでも知られています。
しかも問題発言も多く、一際「個性」が目立つ政治家であり、その発言も納得できるところとして広く知られる様になったのです。
「キャラ立ち」は「その人の個性や特徴を際立たせて、他の人との違いをはっきりさせること」です。
普段から何かと目立つ人に対して使いましょう。