「転売ヤー」とは?!意味を解説
この「転売ヤー」と呼ばれる人たちは、基本的に嫌われていると考えていいでしょう。
目次
- 「転売ヤー」とは?
- 「転売ヤー」の概要
- 「転売ヤー」は必要悪?
「転売ヤー」とは?
「転売ヤー」とは、何かを自分が欲しいという理由ではなく、最初から転売目的で購入する人のことです。
その転売の差額による利益が目的で、これが生業(職業)という人も珍しくありません。
例えば、8000円で購入したものを1万円で転売すれば、その差額の2000円が利益になります(その為に掛かった経費などはここでは考えません)。
そう簡単に購入した金額より高く売れるという訳でもありませんが、それができると目を付けた物に絞って行っていることがほとんどなので、まず損はしてしないと考えていいでしょう。
語源は商売における仕入れ役という意味の「バイヤー」と「転売」を掛けており、何年も前からこの意味で使われている言葉です。
「転売ヤー」の概要
世間のニュースにもなるほどの人気商品には、必ずと言っていいほどこの「転売ヤー」が現れます。
具体的な例では、今では普通に購入できるようになりましたが、一時期品薄だった「ニンテンドースイッチ」というゲーム機をその当時、この転売ヤーが買い占めてオークションなどで購入金額(定価)よりかなり高く販売していました。
そして、どうしても欲しい人がそのような(明らかに定価より上乗せされていると分かっている)金額であっても購入していたようですが、逆に言えば、そういった人が居るからこそ転売ヤーが減らないのです。
誰も見向きもしなければ、そのような買占め行為も減るはずなのです。
「転売ヤー」は必要悪?
上の実例でもそうですが、どうしても欲しい人からすると、多少高くとも普通には買えないものを販売している転売ヤーは、いわゆる「必要悪」だという意見もあります。
しかし、商品のメーカーとしてもそのような行為はとても推奨できるはずはなく、転売ヤーが居なくなれば普通に購入できる人が増えるのは言うまでもありません。
最近では一部のチケット類はこのような転売行為が完全に禁止されているものが多く、オークションなどでそれが発覚すると、無効という扱いになってしまいます。
転売対策には一番の方法ですが、ゲーム機などにはまず応用できない点から、その手の人気商品では今後も転売ヤーが現れることでしょう。
ですが、もちろん褒められたことではないので、決して真似をしてはいけません。