「中堅社員」の意味とは?!徹底解説
この「中堅社員」の活躍が、企業の業績に大きく影響すると言われています。
目次
- 「中堅社員」とは?
- 「中堅社員」の概要
- 職人の世界では…
「中堅社員」とは?
「中堅社員」とは、入社からある程度の期間が経過し、もう「新人」としては扱われなくなった社員に対して使われる言葉です。
よって、その企業固有のルールなどはほとんど網羅しており、実務においても新人に指導できるくらいの能力が付いていると考えていいでしょう。
入社から何年目からそのように呼ぶといったような決まりは特になく、そろそろ新人という訳でもない社員がそのように表現される為、企業によって独自の解釈で使っています。
「中堅社員」の概要
入社から3年が経てばそろそろこの「中堅社員」と考える企業もあれば、5年目まではまだ新人みたいなものだと考えていることもある為、先のように勤続年数では判断できません。
そして、冒頭に書いたように、この中堅社員の活躍が企業にとって一番大切だと言われることが少なくありません。
それは、その企業にすっかりと慣れ、そろそろ一人前と言える時期だからです。
また、その企業が自分に合っていないと思えば、この中堅社員と呼ばれるまでに退職していることが多い為、そこまで在籍しているということは、この先もすぐに退職するとは思えません。
そして、給与がそれほどでもないことも企業にとってはプラスな点で、そのような社員が活躍してくれれるのが一番利益に繋がると考えられています。
職人の世界では…
職人と呼ばれる世界になると多少話が変わり、その仕事を始めてから10年が経ってもまだ見習いという扱いのことも少なくありません。
しかし、一般的な企業では、10年も経てば中堅はおろか、ベテランと呼ばれてもおかしくない存在で、企業のおける中堅社員とそういった世界は全く別だと考えてください。
「中堅社員」と呼ばれるようになった頃には、仕事もすっかり覚えて一人前になっていると思っていいでしょう。
勤続年数より、この「一人前になったかどうか」が判断のポイントとなっている言葉です。