「前作割れ」とは?!意味を解説
この「前作割れ」は、色々なことに対して使われますが、その意味は1つです。
目次
- 「前作割れ」とは?
- 「前作割れ」の概要
「前作割れ」とは?
「前作割れ」という言葉は、前作には及ばない(及ばなかった)時に使われます。
よく用いられるのは、音楽業界にてリリースした新曲がその前の曲より売れなかった場合で、「この前発売されたサードシングルは前作割れしたみたい」のような使われ方になります。
他にもシリーズもののゲームの売上げが前作に及ばなかったという場合に使ったり、実際に数字にはならない対象(反響など)も、「恐らく前作割れだ」などと使ってこの言葉で表現されることがあります。
「前作割れ」の概要
上に書いたように、目に見えるものではない反響などに対しても使える言葉ですが、基本的には数字で表現される対象に用いられることが多いです。
そして、先のような歌手の新曲の売上げなどが主な対象となっていますが、この「前作割れ」となってしまったからと言って、必ずしもそれが悪いとは限りません。
それは、この楽曲の場合であれば、前の曲は何かのドラマとタイアップしていた為、その歌手のファン以外にドラマのファンにも売れた(そのような理由で購入した人は、次作は購入しないことが多い為)からだといったようなケースで、人気だと思われていた歌手の新曲が例えこの前作割れしてしまったとしても、それが直接人気の低迷とは結びつきません。
ゲームの新作の場合には、それが動作するハードウェアとの絡みで人気とは関係なく前作割れしてしまうことが少なくありません。
対応するハードウェアがまだそれほど普及していなければ、必然的にゲームもそれほど本数が売れる訳がないからです。
歌手の新曲やシリーズものの新作ゲームに対して、すぐにこの「前作割れ」だと騒ぐ人が居ますが、前述した理由以外に、ちょうど競合対象と発売日が近かったり、被っていたといったことが理由のこともあり、この現象だけで人気を推し量ることはできないものです。