「ダウト」とは?! 顔文字も含め意味を解説
この「ダウト」は、トランプを使ったゲームで有名な言葉です。
目次
- 「ダウト」とは?
- 「ダウト」の概要
- 「ダウト」が「嘘だ」となる理由
「ダウト」とは?
「ダウト」は、英語の“doubt”からきている言葉で、この名前のトランプのゲームは老若男女を問わずとても人気です。
そのゲームのことと、「嘘だ」という指摘に使う場合がある言葉ですが、後者はゲーム内で相手に対して同様の指摘をする時に発生する「ダウト」が語源となっています。
英語の“doubt”は「疑う」という動詞になり、少々意味合いが違うので注意してください。
「ダウト」の概要
トランプの「ダウト」のゲームのルールを紹介します。
地域などによってルールに若干の違いがありますが、基本的にはこのルールだと思っていいでしょう。
このゲームは3人以上で行われるゲームで、ジョーカーは含まない52枚のカードをシャッフルし、全員に1枚ずつ順番に配ります。
割り切れない場合でも、配る順番通りに最後まで配布し切ってください。
配られた後は時計回りに順番に1、2~13(以下、1に戻る)と発声すると同時にその数のカードを伏せて場に重ねていきます。
マークは一切関係なく、2枚以上まとめて出しても構いません。
また、発声とは別のカードでも(嘘をついても)構いません。
相手がカード伏せた際に、それが嘘だと思えば「ダウト」と発声してそのカードを確認します。
嘘がバレた時は場のカードは嘘をついた人が全て引き取ることになります。
合っていた時には逆に発声した人が引き取らないといけません。
この繰り返しで誰かの手持ちのカードがなくなった時点でその人が勝ちとなります。
「ダウト」が「嘘だ」となる理由
上のルールにあるように、相手が伏せたカードが嘘だと思った時に「ダウト」と発声することから、一般でもこの「ダウト」がそのような意味で使われるようになりました。
よく見聞きする「あ、それダウトでしょ」などという使い方がそれで、先のように日本語(カタカナ語)独特の解釈だと考えてください。
「ダウト」という言葉は知っていても、トランプのゲームの方を知らないという人も中には居るでしょう。
そのような人は、一度このゲームをプレイしてみるといいかも知れません(語源についてよく分かるでしょう)。