「セカンドライン」の意味とは?! 意味を解説
一流のブランド品は無理でも、この「セカンドライン」になら手が届くかも知れません。
目次
- 「セカンドライン」の意味とは?
- 「セカンドライン」の概要
「セカンドライン」の意味とは?
「セカンドライン」とは、ブランドの中で、メインの次になるラインとして発売されている商品類のことです。
どのブランドにもある訳ではなく、主に一流と呼ばれるブランドがメインとなる「ファーストライン」とは別の名前で発売しています。
セカンドと呼ぶだけに、ファーストラインの商品類より低価格なことがほとんどなので、こちらであれば、比較的手頃な価格で一流ブランドの姉妹ブランドを手に入れることができます。
「セカンドライン」の概要
イタリアの「ジョルジオ・アルマーニ」という一流ブランドがいい例になります。
その「ジョルジオ・アルマーニ」という名前で発売されている商品類は同ブランドのファーストラインで、セカンドラインとして「エンポリオ・アルマーニ」というブランド名でも商品類の発売があります。
どちらもジョルジオ・アルマーニ社の商品には変わりませんが、「エンポリオ・アルマーニ」の方はセカンドラインなので、「ジョルジオ・アルマーニ」ブランドより全体的に低価格なラインアップです。
「プラダ」でも同名がファーストライン、「ミュウミュウ」というセカンドラインを用意しており、高級時計の「ロレックス」も同名がファーストライン、セカンドラインに「チューダー」があります。
日本でもセカンドラインがあるブランドは珍しくなく、「サマンサタバサ」が同名の会社のファーストラインという扱いで、セカンドラインは「サマンサベガ」です。
どれもセカンドラインだからと言って、必ずしもファーストラインに劣るとは限らず、セカンドラインにしかない商品類の展開で差別化を図っている場合もあります。
セカンドラインは、そのブランドのファーストラインの宣伝の為に用意している場合もありますが、ここで挙げたようなブランドではファーストラインにそれほど劣る訳ではない商品類を発売しており、決して馬鹿にはできません。
特に「ミュウミュウ」の一部の製品はファーストラインになる「プラダ」より高額なものも存在し、セカンドという位置付けながらとても人気です。