「絶起」とは?!意味を解説
誰しも一度は、この「絶起」という気持ちになったことがあるものです。
目次
- 「絶起」とは?
- 「絶起」の概要
「絶起」とは?
「絶起」(ぜっき)とは、「絶望的な起床を迎えた」時に使う言葉です。
つまりは「寝坊」してしまったことも表現になります。
それも、ちょっとやそっとの寝坊ではなく、とりかえしのつかないほどの寝坊だと考えてください。
例えば、会社に定時の朝9時に着く為には遅くとも7時半には起きないといけないとします。
このような場合に8時に起きてしまったとしても、朝食などのプロセスを省けば何とか間に合うかも知れません。
もし遅れてしまっても、10分やそこらのことだと思われる為、「絶起」とは表現しません。
しかし、もし10時に起きてしまった場合には、その時点でどう考えても遅刻です。
しかも、単なる遅刻ではなく、2時間程度も遅れてしまうと考えられ、後に起こることを想像したその絶望感から「絶起」というこの表現が使われます。
「絶起」の概要
同じ「絶起」にも程度があり、上の例のような場合は絶望的であっても、致命傷とはならないと言えるでしょう。
ですが、入学試験などのとても大事な日にやらかしてしまうと、それこそ取り返しがつきません。
そのような時にも「絶起」と使いますが、同じ「絶起」でも、修復が不可能な「絶起」だと表現することができます。
多くの場合、先の例の遅刻のような絶望感に対して使う言葉ですが、この入学試験と同様の例となると、「絶起」どころではありません。
そのような時には、頭に「超」と付けた「超絶起」(ちょうぜっき)と使うと見た目からも分かるように、「絶起」以上の取り返しのつかない絶望感が表せます。
「絶起」などということにはならないに越したことはありませんが、もしそんな起床を迎えてしまった時には何とかそれが取り返せるような効率のいい行動が求められます。
前述した朝食を抜くという行動はその一番ポピュラーな手だと考えていいでしょう。