「携帯乞食」とは?!意味を解説
この「携帯乞食」は、一般には耳慣れない言葉ですが、「転売ヤー」と呼ばれる人たちの間で最近になって注目され始めています。
目次
- 「携帯乞食」とは?
- 「携帯乞食」の概要
「携帯乞食」とは?
「携帯乞食」とは、携帯電話(スマホ)の転売によって利益を得る行為のことです。
何かの転売によって、その差額の利益を得る「転売ヤー」の一種で最近になって注目され始めたのは、いわゆる「契約期間縛り」が無くなった為です。
以前は新規の携帯電話やスマホを契約すると、最低でも2年は続けて使わないと高額の違約金が発生していました。
しかし、それが無くなったことで、新しく携帯電話を購入し、すぐに解約して売ってしまうことが可能になりました。
「携帯乞食」の概要
しかし、すぐに売れたとしても、もちろん中古品という扱いです。
よって、購入した金額以上で売れることはまず無い為、「携帯転売」では利益は出ないのではないかと思うでしょう。
ここに絡むのが「キャッシュバック」の類で、まずキャリアや機種によって設定されている新規契約の際のそれをもらい、すぐにMNPで他社に乗り換えます。
そうすることで、乗り換え先でもキャッシュバックなどが受けられることがある為、両方もらった後に解約して端末自体を売却してしまいます。
端末の買取値まできちんと計算して行うと、1台の契約からMNPによる乗り換え、端末の売却までに1万円以上も得できることがあるのです。
しかし、携帯電話類の契約は全てCICという信用情報機関が管理しています。
あまり短期間に購入(契約)から他社への乗り換え、解約を繰り返すと、そのうち新規での購入ができなくなると考えてください。
その為、この「携帯乞食」はできても2、3回が限度だと言われています。
解約による違約金が無くなったことで、このような転売による利益の出し方が生まれた訳ですが、一般的に考えてとてもおすすめできるものではないので、参考までに覚えておく程度にしておいてください。