「ビブグルマン」とは?!意味を解説
この「ビブグルマン」という言葉は、ある日本語が元になっています。
目次
- 「ビブグルマン」とは?
- 「ビブグルマン」の概要
「ビブグルマン」とは?
「ビブグルマン」とは、日本版のミシュランガイドにおいて、「B級グルメ」として扱われているお店のことです。
「ビブグル」はそれを略してアレンジしたものだと考えていいでしょう。
つまり、フランス料理やイタリア料理、または高級な日本食などの一流の(A級)グルメには属さない、いわゆる「庶民の料理(味)」を提供するお店がそれに該当し、その中で特に優秀だと思われるお店が「ビブグルマン」として紹介されています。
「ビブグルマン」の概要
ミシュランガイドと言えば、一流のお店を紹介するレストランのガイドブックとして有名です。
日本版でも発刊当初は他国版と同様にそのようなコンセプトでしたが、日本ならではの「B級グルメ」という言葉に目を付け、一流のお店とは別のカテゴリーとして、近年の同ガイドブックでは「B級グルメとしては素晴らしい」と評価されたお店がこの「ビブグルマン」として掲載されるようになりました。
2019年版では254店がこれとしての掲載です。
その背景には、掲載店から、お店としてかなりのジャンルの違いがあるのに同じ星という扱いはどうなのかという疑問があったことにも関係していると言われています。
例えば、一流レストランとラーメン店で同じ星1つ同士という評価のようなケースがそれで、現在ではラーメン店だと「ビブグルマン」としての紹介になり、一流レストランとカテゴリーとして同列には語られないようになった次第です。
ミシュランガイドは世界の様々な国で発刊されていますが、あくまでミシュラン独自の調査員による評価になります。
その為、そこに星付きで掲載されているお店が必ずしも自分でも素晴らしいと思うかどうかとは別だと考えておきましょう。
これは「ビブグルマン」にも言えることで、そこで紹介されているB級グルメが誰の口にもちょうど合うとは限りません。