「ドテン買い」とは?!意味を解説・金融系用語
「ドテン買い」は、株式などの相場取引においてよく見聞きする言葉です。
目次
- 「ドテン買い」とは?
- 「ドテン買い」の概要
「ドテン買い」とは?
「ドテン買い」とは、持っていたポジション(株式であれば何かしらの銘柄、FXなら何かの外貨)を一旦全て売却し、その後に買いに転じることです。
このように書くと、売ったものをまた買い直すだけなので何の意味もないように思えてしまいますが、すぐに買い直す訳ではなく、機が塾したと見計らった上で行います。
例えば、FXで米ドルを110円の時に購入したものの、109円まで下がってしまったので一旦そこで売却し、その後に108円まで下がったところで買い直すといった具合です。
これによって、持っていたポジションでの含み損(購入してから値下がりしてしまった分)を最低限に抑え、更に下がったところで買い直すことで、今度はその値上がりに期待するという取引方法です。
「ドテン買い」の概要
このような意味の言葉の為、「ドテン買いでまた今日米ドルを買った」のような使い方になります。
「ドテン」と切り離して、「○○円まで下がったらドテンだな」などという使い方もよく見聞きします(この場合、その対象を一度既に売っているということになります)。
このドテン買いは、買い直すタイミングが何より重要になります。
その為、これを狙うのであれば、ポジションを手放した後のチャートの動きとの戦いになると考えてください。