「ダイバージェンス」とは?!意味を解説・金融系用語
FX取引では、この「ダイバージェンス」をいかに早く発見できるかが1つのポイントになります。
目次
- 「ダイバージェンス」とは?
- 「ダイバージェンス」の概要
「ダイバージェンス」とは?
「ダイバージェンス」とは、気配値から買い気配や売り気配が強いにも関わらず、実際の値動きがそれとは逆だという現象を指して使う言葉です。
つまり、値上がりしているのに買い気配が高かったり、逆に値上がり中に売り気配が高まっているような状態です。
「ダイバージェンス」の概要
このような時には、いつ値動きが逆行してもおかしくないと言われています。
よって、値上がり中の外貨のポジションを持っている時にはいつでも売れるように用意しておいたり、値下がりしている場合はもう少し我慢して持ち続けることが求められると言えるでしょう。
しかし、必ずしもそうなるとは限らないので、あくまで今後の予想の1つに過ぎません。
その為、こればかりを頼っての取引では、うまくいかないことも多いのは言うまでもないでしょう。
「ダイバージェンス」は直訳すると、「逆行現象」となります。
意味としてもそのまま当てはまりますが、ここで言う逆行とは気配と実際の値動きのことであって、その後に値動きが逆行するとは限りません。