「セルアウト」とは?!意味を解説
この「セルアウト」は、2つの解釈で使われる言葉です。
目次
- 「セルアウト」の1つ目の意味とは?
- 「セルアウト」の1つ目の意味とは?
「セルアウト」の1つ目の意味とは?
まず最初の意味は、流通業界において、小売店からエンドユーザー(実際の消費者)に販売すること、もしくはその販売数のこととして使っています。
この業界では小売店がメーカーやその代理店から商品を販売の為に購入することが「セルイン」と呼ばれており、「仕入れ」がその「セルイン」、お客さんへの販売が「セルアウト」となります。
販売数として使う場合には、「この商品はセルアウトが今ひとつだ」といったように、販売数が伸びない、もしくは伸びているのような表現によく用いられます。
また、各小売店のこれを合計したものがその商品の「実売数」となります。
「セルアウト」の1つ目の意味とは?
もう1つは、「売り切り」という意味です。
この意味ではオークションでよく使われており、「1円スタートのセルアウト」と言えば、いくらで落札されようが構わない(最低落札額の設定がなく、確実に誰かに売ることになる)といった表現になります。
売れるまで販売を続ける(途中で引っ込めない)「売り切り品」という意味で使うこともあり、その場合には序々に値下げされていくことも珍しくありません。
このような2つの意味がある言葉ですが、使われ方からどちらの意味で使われているのかすぐに分かるでしょう。