「セリクラ」とは?!意味を解説・金融系用語
この「セリクラ」と呼ばれる状況になると、そのポジションの保有者は決断を求められます。
目次
- 「セリクラ」とは?
- 「セリクラ」の概要
「セリクラ」とは?
「セリクラ」とは、「セリングクライマックス」を略した言葉で、主に株式取引で使われています。
ある銘柄がそれなりの理由から大量に売りが入った為、その影響で株価が下落傾向になり、所有している人が自分はどうしようかと迷ってる状況(そのタイミング)がこのセリクラと呼ばれます。
もちろん持ち直すまで保有し続けるという手もありますが、このような状況になると、それまでにどれだけの期間が掛かるか分かりません。
その為、保有している人は皆弱気になって一斉に手放すことが多く、そのタイミングを誤るとかなりの損失となってしまいます。
「セリクラ」の概要
この言葉は、略す前の「セリングクライマックス」を日本語に訳した「売りのヤマ(最終局面)」だと解釈できます。
売るなら例え損になってしまってもここだといった解釈ができ、持ち直すまで長期の保有をするはないのにだらだらと持ち続けていると、大変な損になってしまうかも知れません。
株式にそれほど詳しくないうちは、この「セリクラ」だと聞いた銘柄は傷が浅いうちにとっとと手放してしまった方が無難です。
また、今なら傷が浅くて済むというサインでもあります。