「クロッチ」の意味とは?!徹底解説
皆さんは「クロッチ」という言葉をご存知でしょうか?
普段あまり聞いたことのない言葉ですが、どのようなものか、ちょっと見ていきましょう。
目次
- 「クロッチ」とは?
- 「クロッチ」の概要
「クロッチ」とは?
「クロッチ」は別名「股布」(またぬの)とも呼ばれており、ズボンやショーツなどの股の部分を補強する生地を二重に縫製した部分のことです。
「クロッチ」の概要
ショーツのデリケートゾーンに布が二重に縫い付けられている「クロッチ」は、女性が履いているショーツやパンツの大半に施されています。
それだけ「クロッチ」は重要な役割を果たしており、ナイロンのような防水効果の高い布が使われているために、生理でおりものが漏れて汚れても、ズボンやスカートに沁みるのを防いでくれるのです。
「クロッチ」は、19世紀のヨーロッパの乗馬用ズボンまで遡ることができます。
その後アメリカに渡り、布が入手しにくかった開拓時代に、ズボンの弱くなやすい部分に布を縫製したズボンとして、広まっていきました。
そのおかげで今の「クロッチ」があるわけです。