「zip/postal code」とは?!日本での書き方もなど徹底解説
海外に郵便を送る時にも、日本でいう「郵便番号」があります。
この「zip code」やpostal code」はそれだと考えてください。
目次
- 「zip/postal code」とは?
- 「zip/postal code」の日本での扱い
- 特殊な郵便番号について
「zip/postal code」とは?
「zip code」や「postal code」は上のように、英語圏の海外における「郵便番号」です。
どちらでも意味自体は一緒ですが、アメリカでは「zip code」、イギリスでは「postal code」と使われており、「postal code」と使っている方がより詳細な情報が詰まっていると考えていいでしょう。
アメリカにおける「zip code」は5桁のものと9桁のものがありますが、5桁の方では都市名までとなっており、州によってはこちらしか使われていません。
また、9桁の「zip code」が使える州でも頭から5桁で使うこともでき、このようなそれほど詳細ではない郵便番号が「zip code」だと考えてください(ほとんどアメリカ国内だけで使われています)。
「zip/postal code」の日本での扱い
日本の郵便番号は、英語では「postal code」と表現されます。
現在では7桁で、最初の3桁と次の4桁のブロックに分かれており、原則的に頭からの3桁で都道府県、及びその中のいくつかの市区町村のうちのいずれかだと分かります。
地域によって細かい決まりが異なっており、同一の都道府県でも2桁目から違うことが珍しくありません。
例えば、埼玉県ではさいたま市は「331」ですが、所沢市は「359」となっています。
また、川越市と入間市は共に「350」というように、決まった規則性はありません。
特殊な郵便番号について
最近では減っていますが、1回の配達でおよそ50通以上の郵便物がある大口の住所には、専用の特別な郵便番号が用意されていることがあります。
また、大きな集合住宅ではフロアごとに郵便番号が違う(それによってフロアが分かる)場合があり、そのようなケースでは、最後の2桁がそのままフロア数となっています。
そのいい例は、東京の六本木ヒルズの森タワーで、「106-61○○」の○○の部分がフロア数なのは有名な話です。
「zip code」と「postal code」は、共に郵便番号のことだと解釈していいでしょう。
アメリカでは「zip code」と使っており、その他の国では「postal code」と表記することがほとんどです。