「自演乙」とは?!意味を解説
この「自演乙」という表現は、未だに2ちゃんねるでよく見られます。
目次
- 「自演乙」とは?
- 「自演乙」の概要
- K-1ファイターの名前に使われていたことも…
「自演乙」とは?
「自演乙」とは、自作自演だと分かった発言に対して、「はいはい、お疲れ様」という意味で使う言葉です。
2ちゃんねるが発祥元で、かなり昔から使われている息の長い言葉だと言っていいでしょう。
その2ちゃんねるなどのスレッド式の掲示板で使われることが多く、その理由はそれらの掲示板では書き込みに対し、「ID」や「ワッチョイ」といった書き込んだ人が分かるユニークなコードが付加される仕組みになっている為で、それが同じだと別人のように文体を変えたとしても、すぐに自演だと分かってしまうからです。
「自演乙」の概要
ネットにおける自作自演は、自分の意見が肯定されない(されにくい)ことがあった時に、自分でそれをやってしまおうという考えからきています。
具体的には、「○○だよね?」という自分の発言に対して「そうそう」などと自分でレスポンスをする行為がこれに当たります。
そんなことをしても何の意味もありませんが、それによって周りもそうだと思ってくれると期待して行うもので、匿名で投稿できるネットの掲示板ならではの行為だと言えるでしょう。
しかし、バレてしまうととても恥ずかしい行為なのは言うまでもなく、この「自演乙」と使われた時には先に挙げたIDなどから明らかな自演と分かってしまっていると考えてください。
中にはそれらからではなく、文体や表現から「恐らく自演だろう」と思って使うこともあります。
K-1ファイターの名前に使われていたことも…
K-1と呼ばれる立ち技系の格闘技に、「長島☆自演乙☆雄一郎」という選手が出場していたことがあります。
この名前は、自らが2ちゃんねるをよく利用していることから付けたリングネームで、一時期話題になりました。
自演行為はとても褒められたものではなく、更にこの「自演乙」とバレてしまうとこれほど恥ずかしいことはないので、するとしてもほどほどにしておきましょう。