「ワロス曲線」とは?!意味を解説・金融系用語
この「ワロス曲線」は、ある外貨の値動きがあまりに不自然だったことから付いたスラング表現です。
よって、金融用語の類いではありません。
目次
- 「ワロス曲線」とは?
- 「ワロス曲線」の概要
「ワロス曲線」とは?
「ワロス曲線」とは、かつてリーマンブラザーズが経営破綻し、世界的な金融不況に陥った際に、韓国の通貨のウォンが世界中で(それほど信用がないと思われて)大量に売られ、かなりの値下がりをしてしまいました。
それに対して韓国政府が慌ててそれらを買い戻し、何とか元通りのラインに保つことができましたが、この時の韓国ウォンの急激な値下がりと、韓国政府が買い戻した為に値上がりした間のチャートの曲線がこのように呼ばれています。
「ワロス曲線」の概要
平たく言えば、韓国のウォンが世界でそれほど信用がないと思われていることと、それを慌てて買い戻したことが両方ともこの間のチャートの曲線で分かるので、「笑っちゃう曲線」としてネーミングされたという訳です。
この時にはさすがの韓国も、自国(及び、自国の通貨)が世界的にどのように見られているのか少しは分かったのではないかと言われています。