「コレは教育やろなあ」とは?!意味を解説
「コレは教育やろなあ」は、対象を「教育するべきだ」と促す為に使う言葉として広まりました。
目次
- 「コレは教育やろなあ」とは?
- 「暗黙のルール」とは?
「コレは教育やろなあ」とは?
「コレは教育やろなあ」は、プロ野球の阪神タイガース対オリックスバファローズの交流戦で、終盤になって阪神が5点リードしている状況において一塁の藤川俊選手が盗塁をしたことに対してオリックスの岡田監督が発した言葉です。
プロ野球では、終盤に大量リードしている時には勝っている方のチームは盗塁はしないのが暗黙のルールとなっています。
まだ新人だった藤川俊選手がそれを知らなかったと考えられますが、それについて阪神の監督やコーチ陣に対して「きちんと教育しないとダメだろ」という意味で試合後のメディアのインタビューにて発しました。
「暗黙のルール」とは?
もちろんどれだけの点差で勝っていようと、盗塁にルール上の問題はありません。
しかし、これは「紳士協定」とも言えるもので、特に意味がなく(それ以上に点差を離す必要もないので)、ゲームの進行まで遅らせる原因にもなることから、具体的には8回以降に5点差以上がある時に勝っている方のチームは盗塁は自重するものです。
他のスポーツにもこのような「暗黙のルール」というものがあり、例えば、卓球では11-0のストレートで勝ってはいけないとされており、10-0になった時点で次はわざとミスして相手に1点を与えることになっています(その時に相手が先にミスし、11-0で終わってしまった場合は仕方ありません)。
スポーツには表面上のルールだけでなく、「暗黙のルール」もあるという点から、この言葉は「そんなことも知らないのか」という意味や、「そんなことくらい教えておけよ」といった解釈で使われています。