「ネットカフェ難民」とは?!意味や概要
現在社会問題になっている「ネットカフェ難民」とはどの様な意味があるのでしょうか。
語源や概要などについて詳しく紹介します。
目次
- 「ネットカフェ難民」とは?
- 「ネットカフェ難民」の概要
「ネットカフェ難民」とは?
「ネットカフェ難民」とは、「自分の住居を持たずに、インターネットカフェなどで長期間寝泊りをしている人のこと」です。
インターネットカフェは24時間営業であることから、同じネットカフェに長期間滞在をしたり、近隣のネットカフェを転々としている人のことを言います。
- 「ネットカフェ難民」の読み方
- 「難民」とは
「ネットカフェ難民」の読み方
「ネットカフェ難民」の読み方は「ねっとかふぇなんみん」になります。
スラングですのでこのまま覚えてしまいましょう。
「難民」とは
「難民」とは、1951年にジュネーブで締結された国際条約の中の「難民条約」により定義されています。
「人種、宗教、国籍、政治的意見、特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けたり迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れざるを得ない人のこと」です。
日本ではここから派生して「様々な事情で困っている人のこと」として「帰宅難民」「買い物難民」などに使われる様になっています。
「ネットカフェ難民」の概要
「ネットカフェ難民」の概要について紹介します。
- 「ネットカフェ難民」の由来
- 「ネットカフェ」とは
「ネットカフェ難民」の由来
「ネットカフェ難民」の由来は、2007年にテレビ番組として、居住する家がなく、ネットカフェに滞在しながらアルバイトなどをして暮らしている若者を取材したドキュメンタリーのタイトルに「ネットカフェ難民」と使用したのがきっかけです。
年末には「新語・流行語大賞」にエントリーされ、スラングとして使われる様になりました。
「ネットカフェ」とは
「ネットカフェ」とは、夜間でも「ナイトパック」として長時間に低料金で利用が可能で、最近では個室になっていたり、シャワールームが付いていたりと、休憩が取れる場所になっています。
ビジネスホテルよりも安く利用できる為に若者が寝泊まりする場所として定着しています。
「ネットカフェ難民」とは、「自分の住居を持たずに、インターネットカフェなどで長期間寝泊りをしている人のこと」です。
「難民」の元の意味をしっかりと理解して使う様にしましょう。