「テンプレ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「テンプレ」は、元となっている道具から拡大解釈して使われるようになった言葉です。
目次
- 「テンプレ」の意味とは?
- 「テンプレ」の表現の使い方
- 「テンプレ」を使った例文と意味を解釈
- 「テンプレ」の類語や類義語
「テンプレ」の意味とは?
「テンプレ」は、「決まった形式」と解釈してビジネスでよく用いられています。
よって、「報告書はテンプレ通りに作成するように」と使った場合、決まっている形式通りに作るようにと言っています。
そのような決まった形式自体が「テンプレ」と表現され、「その通りに」、「それに沿って」といった用い方をすることが多い言葉です。
「テンプレ」の表現の使い方
「テンプレ」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、元は「テンプレート」という製図用の道具です。
どのような道具かと言えば、いわゆる定規が大きくなったもので、色々な型がくり抜かれており、その通りになぞると色々な型を綺麗に書くことができます。
その道具から派生して、「テンプレート」という名称のまま「決まった形式」という意味で使われるようになりました。
それが縮まって、この「テンプレ」という言葉となったと考えてください。
尚、元の道具としては「テンプレート」のまま使うことがほとんどで、あまり「テンプレ」と略すことはありません。
「テンプレ」を使った例文と意味を解釈
「テンプレ」を使った例文と、その意味の解釈です。
ビジネスでは定番とも言えるカタカナ語の1つで、色々な使い方をされる言葉です。
- 「テンプレ」を使った例文1
- 「テンプレ」を使った例文2
「テンプレ」を使った例文1
「多少テンプレを変えてもいいので、分かりやすくして欲しい」
決まった形式はあるものの、必ずしもそれに拘る必要はなく、分かりやすさの方が優先だと使っている例になります。
このようなケースはビジネスでは多く見られますが、官公庁などになると、必ずテンプレ通りといったことも少なくありません。
「テンプレ」を使った例文2
「まずはテンプレを作るところから始めないといけない」
これといった決まった形式を作るところから始めるべきだと使っています。
テンプレは書類の形式だったり、何かの作業の順番という場合もあります。
「テンプレ」の類語や類義語
「テンプレ」の類語や類義語を紹介します。
多くの場合で言い換えになりますが、適さない場合もあるので使い方には注意してください。
- 「雛形」【ひながた】
- 「フォーマット」【ふぉーまっと】
「雛形」【ひながた】
テンプレは、日本語ではこの雛形と置き換えることができます。
ただし、主に書類の形式などに対して使うことが多い言葉で、作業の順番をテンプレと表現するような時にはあまり適した言い換えになりません。
「フォーマット」【ふぉーまっと】
「書式」と訳される英語の“format”からきているカタカナ語で、「テンプレ」とほとんど同じ同様の意味で使われています。
こちらは作業の順番などにも問題なく言い換えとして使うことができます。
「テンプレ」は実際の使われ方として、上の「フォーマット」とほぼ同じ意味だと考えていいでしょう。
これらはビジネスではごく普通に使われている言葉なので、共に是非覚えておきましょう。