「大方」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「大方」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「大方」という言葉を使った例文や、「大方」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「大方」とは?意味
- 「大方」の表現の使い方
- 「大方」を使った例文や短文など
- 「大方」の類語や類義語・言い換え
「大方」とは?意味
「大方」には、「物事や事柄の大部分」という意味があります。
また「大方」は、「普通の物事」「世間一般」を意味します。
- 「大方」の読み方
「大方」の読み方
「大方」の読み方は、「おおかた」になります。
「大方」の表現の使い方
「大方」の表現の使い方を紹介します。
「大方」は、「物事や事柄の全体から見て大部分」を意味します。
例えば、誰かがケンカをしている時、どちらが悪いか、第三者が判定するかもしれません。
その結果、片方の人がケンカの原因の大部分を作っていると考えられる時、「大方、あなたの方が悪い」などと、「大方」という言葉を使い、悪さの度合いを示せます。
また「大方」は、「普通の物事」「世間一般」を意味します。
例えば、世間一般では、結婚しないよりも、結婚した方がいいと考えられているかもしれません。
このような様子を、「大方の人は、結婚した方が幸せになると考えている」などと、「大方」という言葉を使って説明できます。
「大方」を使った例文や短文など
「大方」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「大方」を使った例文1
- 「大方」を使った例文2
「大方」を使った例文1
「『大方』の仕事を終えて、コーヒーを飲み一息つく」
この例文は、全体の仕事量の大部分を終えたため、コーヒーを飲んで、一休みしているという文章になります。
このように「大方」には、「物事や事柄の大部分」という意味があります。
これで仕事を終えられると思えるほど仕事が終わると、リラックスした気持ちを取り戻せるかもしれません。
「大方」を使った例文2
「『大方』の意見では、痩せている女性の方が、人気があるようだ」
この例文は、世間一般の意見では、太っているよりも痩せている女性の方が、人気があるようだという文章になります。
このように「大方」は、「普通の物事」「世間一般」を意味します。
実際には、痩せている女性より、太っている女性の方が、人気があるかもしれず、時代や国によって、「大方」の意見は変わるでしょう。
「大方」の類語や類義語・言い換え
「大方」の類語や類似を紹介します。
- 「粗方」【あらかた】
- 「大体」【だいたい】
「粗方」【あらかた】
「粗方」は「ほぼ全部に近い様子」という意味があります。
「仕事が粗方終わった」という文章には、「仕事がほぼ全部に近いほど、終わった」ことを意味します。
「粗方、賛成される」などという使い方をします。
「大体」【だいたい】
「大体」は「細かい点を除いた主要な部分」を意味します。
「大体の人が出席している」という文章は、「出席すべき人の大部分が出席している」という意味になります。
「大体、理解できた」などという使い方をします。
「大方」という言葉について見てきました。
物事や事柄の大部分について、普通の物事や世間一般について話す時、「大方」という言葉を使ってみましょう。