「総なめ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「総なめ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「総なめ」という言葉を使った例文や、「総なめ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「総なめ」とは?意味
- 「総なめ」の表現の使い方
- 「総なめ」を使った例文や短文など
- 「総なめ」の類語や類義語・言い換え
「総なめ」とは?意味
「総なめ」には、「複数のものをすべて一人で得ること」という意味があります。
- 「総なめ」の読み方
「総なめ」の読み方
「総なめ」の読み方は、「そうなめ」になります。
「総なめ」の表現の使い方
「総なめ」の表現の使い方を紹介します。
「総なめ」は、「複数のものをすべて一人で得ること」「独り勝ち」を意味します。
そこで、なにかたくさんのものを、すべて一人で得た人を見た時などに、「総なめ」という言葉を使ってみましょう。
例えば、学校のあるクラスの一人の女性が、そのクラスの男子全員から、好かれているという状況が生まれるとします。
この時、この女性は、そのクラスのすべての男性の好意を得たことになります。
そのため、「○○さんは、クラスの男子を総なめにしている」などと、「総なめ」という言葉を使い、状況を説明できます。
「総なめ」を使った例文や短文など
「総なめ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「総なめ」を使った例文1
- 「総なめ」を使った例文2
「総なめ」を使った例文1
「バンタム級の世界タイトルを『総なめ』にするチャンピオン」
この例文は、ボクシングバンタム級の、世界タイトルをすべて一人で得たチャンピオンという文章になります。
このように「総なめ」には、「複数のものをすべて一人で得ること」という意味があります。
現在、ボクシングの世界チャンピオンは各階級4人以上いるため、「総なめ」するには相当の実力が必要になります。
「総なめ」を使った例文2
「映画賞を『総なめ』する、大ヒット映画」
この例文は、複数ある映画賞を、すべて獲得した、大ヒット映画という意味があります。
主催が違う映画賞を、すべて獲得するような映画が、何年かに一度登場することがあります。
「総なめ」の類語や類義語・言い換え
「総なめ」の類語や類似を紹介します。
- 「独占」【どくせん】
- 「独り占め」【ひとりじめ】
「独占」【どくせん】
「独占」は「独り占めにすること」を意味します。
また「特定の資本が、他の競争者を排除し、生産と市場を独占している状態」という意味があります。
「この業界を独占しているA社」などという使い方をします。
「独り占め」【ひとりじめ】
「独り占め」には「自分一人だけで独占する」という意味があります。
「幸せを独り占めする」という文章は、「世の中の幸せを、自分一人だけのものにすること」を意味します。
「イケメンを独り占め」などという使い方をします。
「総なめ」という言葉について見てきました。
「複数のものをすべて一人で得ること」「独り勝ち」について話す時、「総なめ」という言葉を使ってみましょう。