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「ヤバい」の2つの意味とは?使い方や例文・類語まで詳しく解説!

最近では若者が盛んに使っている「ヤバい」という言葉ですが、元は「ヤクザ言葉」でした。

ヤバい

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目次

  • 「ヤバい」の意味とは?
  • 「ヤバい」の表現の使い方
  • 「ヤバい」を使った例文と意味を解釈
  • 「ヤバい」の類語や類義語


「ヤバい」の意味とは?

「ヤバい」の意味とは?

「ヤバい」は、本来は「まずい」(都合が悪い)という意味で使われる言葉です。

「それはちょっとヤバいよ」とすると、それはまずいだろうと言っているのと同じです。

ですが、若者の間では「すごい」という解釈で使われていることも多く、珍しいものを見付けた時に「これちょっとヤバいんじゃない?」などという使い方がそれに当たります。

このどちらの意味なのかは、使われ方で容易に判断できます。

いかにもまずそうだというニュアンスで使っていれば本来の意味で、目を輝かせながらといった時には「すごい」と表現したいのだと考えていいでしょう。



「ヤバい」の表現の使い方

「ヤバい」の表現の使い方

「ヤバい」の表現の使い方を紹介します。

先のように、この言葉は元々「ヤクザ言葉」で、輩(やから、生活態度や行いが悪い人の隠語です)と呼ばれるような人の間だけで使われていました。

どうしてこの「ヤバい」「まずい」という意味なのかと言えば、今でいう刑務所や牢屋に相当する施設を昔は「厄場」(やくば)と呼んでいました。

輩の間では、この「やくば」を縮めて「ヤバ」と呼んでいた為、そこに入るような都合が悪いことという表現として「ヤバい」と広まったと言われています。

その為、「まずい」と使うよりも更に都合が悪い時に使う言葉だと考えていいでしょう。

若者言葉として用いられる「ヤバい」は、その意味から発展し、「誰かが都合が悪くなるほど(実際にはそんなことはなくても)すごい」といった解釈だと考えてください。

「ヤバい」を使った例文と意味を解釈

「ヤバい」を使った例文と意味を解釈

「ヤバい」を使った例文と、その意味の解釈です。

両方の意味で使っている例文を挙げていきます。

  • 「ヤバい」を使った例文1
  • 「ヤバい」を使った例文2

「ヤバい」を使った例文1

「さすがに一言連絡くらい入れないとヤバいだろう」

連絡もしないのはまずいだろうと言っている使い方です。

ただまずいというだけでなく、絶対にした方がいいというニュアンスまで含んでいると考えてください。

これは、本来の解釈で使っている例です。

「ヤバい」を使った例文2

「この性能はヤバいよ!」

すごい性能だと表現したくて使っています。

若者言葉としての用い方ですが、その若者でも「まずい」の方の解釈として使うことがある為、若者言葉ではこちらの意味と一言で言い切ってしまうのは難しいかも知れません。



「ヤバい」の類語や類義語

「ヤバい」の類語や類義語

「ヤバい」の類語や類義語を紹介します。

本来の意味と似た使い方になります。

  • 「折悪し」【おりあし】

「折悪し」【おりあし】

都合が悪いと表現する為の言葉です。

「折悪しく」(おりあしく)という形で用いられることが多く、「折悪しく、そのようなことになってしまった」のように使います。

逆に都合がいいと表現する場合は「折良し」(おりよし)となり、こちらも「折良く」(おりよく)という形で見聞きすることが多いです。

icon まとめ

「ヤバい」は、使い方によって意味が大きく変わります。

そして、どちらの場合も元がヤクザ言葉なことから、友達や同僚といった間で使う言葉だと考えておいてください。