「アウトロー」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「アウトロー」は、一見格好のよい響きのある言葉ですが、実際にはとんでもない意味になってしまいます。
目次
- 「アウトロー」の意味とは?
- 「アウトロー」の表現の使い方
- 「アウトロー」を使った例文と意味を解釈
- 「アウトロー」の類語や類義語
「アウトロー」の意味とは?
「アウトロー」とは、「法や規則を無視した(している)」という意味で使われる言葉です。
「アウトローな奴だ」のような使われ方をよく見聞きしますが、「無法者」という意味になる為、決して格好がいいものではありません。
英語の“outlaw”からきている言葉で、その英語でも「無法」という意味で使われますが、カタカナ語ではその解釈より軽く、「不良」と呼ばれるような生徒にも用いられることがあります。
「アウトロー」の表現の使い方
「アウトロー」の表現の使い方を紹介します。
この「アウトロー」には決していい意味はありませんが、そのような行為や行動に憧れることもあるでしょう。
それは、カタカナ語として使う分には、そこまで悪いというイメージがない為に他ならず、英語ではとても憧れるような対象となる言葉ではありません。
カタカナ語ではそのような意味だと覚えておいて構いませんが、本質は「無法者」や「無法な行動」などという使い方になる言葉です。
尚、野球において、バッターのアウトコースの低めをこの「アウトロー」と呼びますが、アウトコースのロー(“low”、低い)という意味なので、全く別の言葉です。
「アウトロー」を使った例文と意味を解釈
「アウトロー」を使った例文と、その意味の解釈です。
先のように、そこまで悪いという意味にはなりませんが、そういった行為や行動は感心できたものではありません。
- 「アウトロー」を使った例文1
- 「アウトロー」を使った例文2
「アウトロー」を使った例文1
「アウトローを気取っている彼だが、実は意外と小心者らしい」
周りにそのように見せている人に限って、実は気が小さいということも多いものです。
逆に言えば、それを隠そうと、わざと悪ぶっているとも考えることができます。
「アウトロー」を使った例文2
「そこまでいくと、アウトローな行為だと言わざるを得ない」
そこまでやってしまうと、法や規則に触れる行為だと使っています。
そんなことはしないに限りますが、多少のことであれば、普通にまかり通ってしまう場合もあります(もちろん感心はできません)。
「アウトロー」の類語や類義語
「アウトロー」の類語や類義語を紹介します。
こちらも似たに意味になり、すすんで使うべき言葉ではありません。
- 「イリーガル」【いりーがる】
「イリーガル」【いりーがる】
英語の“illegal”をカタカナ語にした言葉で、「非合法な」という意味になります。
「そんなイリーガルなことはできない」といったような使われ方をしますが、「アウトロー」とは少し異なり、違法行為だと表現する為の表現になる為、見聞きしないに越したことはありません。
若いうちは、この「アウトロー」が格好がいいものだと思ってしまうこともあります。
しかし、決してそうではないことが大人になると分かるものです。