「虚を突く」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「虚を突く」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「虚を突く」という言葉を使った例文や、「虚を突く」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「虚を突く」とは?意味
- 「虚を突く」の表現の使い方
- 「虚を突く」を使った例文や短文など
- 「虚を突く」の類語や類義語・言い換え
「虚を突く」とは?意味
「虚を突く」には、「予想外の攻撃を仕掛けること」という意味があります。
- 「虚を突く」の読み方
「虚を突く」の読み方
「虚を突く」の読み方は、「きょをつく」になります。
「虚を突く」の表現の使い方
「虚を突く」の表現の使い方を紹介します。
「虚を突く」は、「予想外の攻撃を仕掛けること」を意味します。
そこで、予想外の攻撃を仕掛ける様子を見た時、「虚を突く」という言葉を使ってみましょう。
例えば、夫婦喧嘩をしている夫婦がいて、夫が妻に対して攻勢をかけているとします。
しかし妻が、夫がスマホでいやらしい画像を見ているなどという、夫が思いもよらないところから攻撃を仕掛けると、夫の態勢が崩れて妻が有利な状況になるかもしれません。
このような状況を「妻が夫の虚を突いた」などと、「虚を突く」という言葉を使って説明できます。
「虚を突く」を使った例文や短文など
「虚を突く」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「虚を突く」を使った例文1
- 「虚を突く」を使った例文2
「虚を突く」を使った例文1
「天才軍師は、正面から戦わず、敵の『虚を突く』」
この例文は、天才と呼ばれる軍師は、正面から敵と戦わずに、相手の予想外のところから攻撃を仕掛けるという文章になります。
このように「虚を突く」には、「予想外のところから攻撃を仕掛けること」という意味があります。
「虚を突けば」少人数でも大人数の敵を倒せるかもしれません。
「虚を突く」を使った例文2
「打者の『虚をつく』ど真ん中のストレートで、三振を取る」
この例文は、打者が思いもよらない、ど真ん中のストレートを投げて、三振に取ったという文章になります。
真ん中の直球が頭にない場合、どれほど打ちやすそうな球でも、打者は三振してしまうかもしれません。
「虚を突く」の類語や類義語・言い換え
「虚を突く」の類語や類似を紹介します。
- 「不意打ち」【ふいうち】
- 「奇襲」【きしゅう】
「不意打ち」【ふいうち】
「不意打ち」には「前触れなく相手に襲い掛かること」という意味があります。
「不意打ちを仕掛ける」「不意打ちに驚く」などという使い方をします。
「奇襲」【きしゅう】
「奇襲」には「相手の隙や不意を突き、いきなり襲うこと」という意味があります。
「大群に少数精鋭で奇襲をかける」という文章は、「大人数の軍隊に、選ばれた少人数の兵で、敵の油断や不意を突き、思いがけない方法で襲うこと」を意味します。
「奇襲戦法」などという使い方をします。
「虚を突く」という言葉について見てきました。
思いもよらないところから攻撃を仕掛けることについて話す時、「虚を突く」という言葉を使ってみましょう。