「雲行きが怪しい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「雲行きが怪しい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「雲行きが怪しい」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「雲行きが怪しい」の意味
- 「雲行きが怪しい」の表現の使い方
- 「雲行きが怪しい」を使った例文と意味を解釈
- 「雲行きが怪しい」の類語や類義語
「雲行きが怪しい」の意味
「雲行きが怪しい」というのは「天気が悪くなりそうである」という意味もありますが、「揉め事や紛争などが起こりそうな不穏な雰囲気である」「物事の成り行きや情勢が悪い方にいきそうだ」という意味で使われることもあります。
例えば、洗濯物を干そうとして外を見たとき、もしも今にも雨が降りそうな天気であれば「雲行きが怪しいから洗濯物は干さないでおこう」と使うこともあるかもしれません。
また、友達が今にも喧嘩しそうな雰囲気を醸し出していれば、「雲行きが怪しい」といえます。
- 「雲行きが怪しい」の読み方
「雲行きが怪しい」の読み方
「雲行きが怪しい」の読み方は、「くもゆきがあやしい」になります。
日常的にも使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「雲行きが怪しい」の表現の使い方
「雲行きが怪しい」の表現の使い方を紹介します。
今にも雨が降りそうな時、「雲行きが怪しいから傘を持っていこう」ということもあります。
また、今にも夫婦喧嘩が勃発しそうな雰囲気があれば、「なんだかあの2人、雲行きが怪しいね」ということもあるのではないでしょうか。
「世界情勢の雲行きが怪しい」こともあるでしょう。
「雲行きが怪しい」を使った例文と意味を解釈
「雲行きが怪しい」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「雲行きが怪しい」を使った例文1
- 「雲行きが怪しい」を使った例文2
「雲行きが怪しい」を使った例文1
「雲行きが怪しいため、今日は家にいようと思います」
外出する予定があったとしても、今にも雨が降りそうな天気であれば外出をためらうこともあるのではないでしょうか。
例えば子供と公園に行くつもりでいても、今にも雨が降りそうな天気だったら公園は最善の選択肢とは限りません。
買い物に行くにしても、立体駐車場がある場所が良い、などとできるだけ濡れない方法を考えるのではないでしょうか。
「雲行きが怪しい」を使った例文2
「父親が余計な一言を発したために、なんだか雲行きが怪しくなっています」
夫婦のどちらかが余計な一言を言ったため、今にも喧嘩が始まりそうな雰囲気になってしまうなどということもあります。
子供にしてみれば両親が喧嘩をするというのは辛いですし、厄介だと思うこともあるかもしれません。
もしも「雲行きが怪しい」と感じたら、喧嘩が起こらないように事前に対応することも大切です。
「雲行きが怪しい」の類語や類義語
「雲行きが怪しい」の類語や類義語を紹介します。
- 「暗雲が立ち込める」【あんうんがたちこめる】
- 「前途多難」【ぜんとたなん】
「暗雲が立ち込める」【あんうんがたちこめる】
「暗雲が立ち込める」というのは「これまでの進行に鑑み、将来の見通しが悪い」という意味です。
「今の状況から考えてこれから先の見通しが悪い」「何か悪い出来事や不幸な事件が起こりそうな状態」を指します。
「前途多難」【ぜんとたなん】
「前途多難」というのは「これから先、多くの困難や災難が待っている」という意味です。
「前途」というのは「将来や目標までの今後の道のり」ということです。
「雲行きが怪しい」という表現は日常的にも使いますのでぜひ覚えておきましょう。
「雲行きが怪しい」と感じたら事前に対処することも重要です。