「マタニティブルー」とは?!意味や解説
皆さんは「マタニティブルー」という言葉をご存知でしょうか?
今回、この「マタニティブルー」について、ご説明していきたいと思います。
目次
- 「マタニティブルー」とは?
- 「マタニティブルー」の概要
「マタニティブルー」とは?
「マタニティブルー」とは、妊娠してから、産前・産後に精神的に情緒不安定になる状況のことを指している言葉です。
「マタニティブルー」の概要
妊娠して子供を授かることは、本来、とても嬉しく喜ばしいことなのですが、とても気分がブルーになってしまう女性の方がいらっしゃいます。
また、中には赤ちゃんのことを考えると、嬉しいはずなのに、逆にイライラ感が募るようなが人もいます。
そのような精神的なプレッシャーや抑圧感が「マタニティブルー」になるわけですが、その原因は色々なことが考えられています。
まずは、ホルモンバランスが崩れることです。
妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンなどの分泌が増え始めてきます。
また、産後では、これらのホルモンの分泌が逆に減ってきて、母乳を出すことを活性化させるプロラクチンというホルモンが増えてきます。
このように産前・産後でホルモンバランスが急激に変化してくることで、精神的なバランスも不安定になることで、「マタニティブルー」が起こるとされています。
また、妊娠・出産により母親の体調変化が安定せずに体調不良を自覚したり、妊娠中の赤ちゃんの生育に対する不安もイライラにつながり、「マタニティブルー」になると考えられているのです。
このようにせっかく授かった赤ちゃんでも、急激に体調変化や将来の出産・育児のことで「マタニティブルー」となってしまいます。
この不安を取り除くためには、家族・友人や、出産を経験した女性や助産師さんなど、不安で一杯になっている気持ちを聞いてもらったり、ご主人とじっくりと将来のことについて語り合うなどすることで、この不安定な気持ちを和らげることができます。
将来に向けて、希望の存在となる赤ちゃんを元気に出産するためにも、是非、頑張って欲しいと思います。