「マンツーマン」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスやメディアで「マンツーマン」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「マンツーマン」とは?意味
- 「マンツーマン」の表現の使い方
- 「マンツーマン」を使った例文と意味を解釈
- 「マンツーマン」の類語や類義語
「マンツーマン」とは?意味
「マンツーマン」の意味は以下の2つです。
1つ目は、「一人に対して一人の人が対応すること」という意味です。
ビジネスや教育の場で、一人のお客や生徒に対して、専門の知識を持った人が一人付いて対応することを言います。
2つ目は、「スポーツ(球技)の戦術として、相手1人に味方1人が付いてディフェンスすること」という意味です。
- 「マンツーマン」は英語でも通じるか
- 性別は関係ない
「マンツーマン」は英語でも通じるか
「マンツーマン」は英語の“man-to-man”から来ていますが、英語での意味は「率直に」「腹を割って話す」という意味で、日本語の「一対一」とは違います。
意外な様ですが、英会話教室で「マンツーマンレッスン」とPRしているのは英語としては誤用になるのです。
英語で「一対一」と言う時には“one-on-one”か、“face-to-face”という表現を使います。
性別は関係ない
英語で“man”は「男性」を表しますが、「マンツーマン」に性別は関係ありません。
“man”は“person”や“human being”など、「人間」という意味もあるので、男女関係無く使えるのです。
「マンツーマン」の表現の使い方
「マンツーマン」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 教育的なことに使う
文法的な使い方
「マンツーマン」は名詞で、文末に使う時には形容動詞として「マンツーマンだ・である」になります。
副詞として使う時には「マンツーマンで」になり、形容詞として使う時には「マンツーマンな〇〇」になります。
教育的なことに使う
スポーツ以外で「マンツーマン」が使われるのは、教育的なものごとに対してです。
ビジネスでは知識のある人が後輩や新入社員を指導したり、一般では学習塾で講師が生徒に教える時に使います。
「マンツーマン」を使った例文と意味を解釈
「マンツーマン」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「マンツーマン」を使った例文1
- 「マンツーマン」を使った例文2
「マンツーマン」を使った例文1
「先輩から重要な仕事を引き継ぐ際にマンツーマンで指導を受けた」
先輩から責任のある仕事を引き継ぐことになった時に、一対一でしっかりと教わったことを表しています。
「マンツーマン」を使った例文2
「英会話学校でマンツーマンのレッスンを受けた」
英会話学校で、講師1人と生徒1人のシステムでレッスンを受けたことを表しています。
「マンツーマン」の類語や類義語
「マンツーマン」の類語や類義語を紹介します。
- 「個別指導」【こべてすしどう】
- 「付きっ切り」【つきっきり】
「個別指導」【こべてすしどう】
「生徒ひとりひとりの個性や能力を重視して、指導者が一対一で指導すること」という意味です。
「付きっ切り」【つきっきり】
「いつでも側に付き添って面倒をみること」という意味です。
「マンツーマン」は主に「一人に対して一人の人が対応すること」という意味で使われます。
日本語化された英語ですので、英会話で使う時には注意しましょう。