「該当」とは?意味や使い方!例文や解釈
「該当」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「該当」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「該当」とは?
- 「該当」の表現の使い方
- 「該当」を使った言葉と意味を解釈
- 「該当」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「該当」の反対語
- 「該当」の類語や類義語・言い換え
- 「該当」の英語と解釈
「該当」とは?
「該当」とは一定の条件にあてはまること、適合という意味になります。
- 「該当」の読み方
「該当」の読み方
「該当」とは「がいとう」と読みます。
「該当」の表現の使い方
「該当」とは名詞で、一定の条件にあてはまること、適合することという意味になります。
使い方としては「該当する」「該当しない」という風になります。
「該当」を使った言葉と意味を解釈
「該当」を使った言葉や言い回しをいくつか紹介していきます。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「該当者」
- 「この条件に該当する」
- 「該当する人はいない」
「該当者」
「該当者」とはある一定の条件に当てはまっている人、求められている資格などを持っている人などを言います。
「この部署に該当者はいないようです」「調査の結果、該当者は三名いました」「該当者を全員会議室に集めるように」などと使います。
「この条件に該当する」
ある一定の条件に当てはまること、適合することを「この条件に該当する」と言います。
「この条件に該当するなら、〇印をつけてください」「この条件に該当する人は今のところ見つかっていません」「私はこの条件に該当する者だが、先方にあっさり断られてしまったよ」などと使います。
「該当する人はいない」
「該当する人はいない」とは、ある一定の条件や、資格などに当てはまっていない、適合しないという意味になります。
「今回、入賞に該当する人はいないので、次回に持ち越しとなります」「全員のデータを調べてみましたが、該当する人はいないのです」「容疑者として該当する人はいないので、このままいけば迷宮入りする恐れがある」という風に使います。
「該当」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「該当」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「該当」を使った例文1
- 「該当」を使った例文2
「該当」を使った例文1
「今回の応募作品の中に金賞は該当者なしだったようだよ」
応募作品の中に、特に素晴らしいと思えるものがなかった場合などは「該当者なし」として終わることもあります。
つまり賞を貰える人が出ないということになります。
ある一定の水準を超えていなければ賞を与えるわけにはいかないという場合にはそのようなことが起こることがあります。
「該当」を使った例文2
「あなたは、この条件に該当していないからそもそも応募する資格がないわよ」
ある一定の条件に当てはまっていないこと、求められている資格を有していないことは「該当していない」という言葉で言い表します。
例文は、条件に当てはまっていないので、はじめから応募する資格を持っていないという意味になります。
「該当」の反対語
「該当」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「非該当」【ひがいとう】
- 「対象外」【たいしょうがい】
「非該当」【ひがいとう】
「非該当」とは、「該当」ではない、「該当」していないという意味になります。
「〇〇さんは該当、彼は非該当、君は一応該当・・・」などと条件に当てはまっている、当てはまっていないという風に使います。
「彼は審査対象の非該当だったか?」「彼は非該当でしたが、彼の友人である〇〇は該当しています」などと使います。
「対象外」【たいしょうがい】
「対象外」とははたらきかけ、目標、目的とするものではない、除外されているという意味になります。
「彼は、はじめから恋愛対象外よ」「彼女は出世競争のメンバーではなく対象外だよ、そんなに長く勤めないって本人が言っているしね」「このような作品は、審査の対象外だ」などと使います。
「該当」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「該当」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「適合」【てきごう】
- 「順応」【じゅんのう】
- 「即応」【そくおう】
- 「対象」【たいしょう】
- 「適応」【てきおう】
「適合」【てきごう】
「適合」とは条件や状況などに当てはまることを言います。
「君は条件に適合しているから推薦しておいたよ」「適合しない者は、どんどん落としていくから覚悟しなさい」などと使います。
「順応」【じゅんのう】
「順応」とは環境、境遇の変化に慣れることを言います。
「彼は非常に順応性があるから新しい部署でも大丈夫だろう」「順応することが求められている」という風に使います。
「即応」【そくおう】
「即応」とはその場の状況や目的などに上手く合うことを言います。
「変化に即応できる人材がもっと欲しい」「彼はすぐに即応できるし、相手の気持ちを読むことが得意だからね」などと使います。
「対象」【たいしょう】
「対象」とははたらきかけの目標、目的とするもの、目当てという意味があります。
「本来は大人を対象とした商品なのですが、お子さんにもウケているらしいです」「彼女のことを恋愛対象として見ているのだろうか」という風に使います。
「適応」【てきおう】
「適応」とはある状況や環境に合うこと、もしくは合うように行動、考え方を変えていくことを言います。
「私は頑張ったが、あのグループには上手く適応できなかった」「これは、適応障害かもしれない」「状況に適応できるかどうかは、実際に試してみないことにはわかりません」などと使います。
「該当」の英語と解釈
「該当」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“fulfill”という単語を使います。
例文は“There is nobody who fulfills these conditions”(これらの条件に該当する人は誰もいません)となります。
いかがでしたでしょうか。
「該当」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。