「湛える」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「湛える」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「湛える」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「湛える」の意味
- 「湛える」の表現の使い方
- 「湛える」を使った例文と意味を解釈
- 「湛える」の類語や類義語
「湛える」の意味
「湛える」とは液体をいっぱいにする、満たす、表情を浮かべるという意味があります。
- 「湛える」の読み方
「湛える」の読み方
「湛える」の読み方は、「たたえる」になります。
「湛える」の表現の使い方
「湛える」の表現の使い方を紹介します。
「湛える」は液体をいっぱいにする、満たすという意味で使う場合は「目に涙を湛える」「沢山の雨水を湛えた湖」という風になります。
また表情を浮かべるという意味では「笑みを湛える」という風に使います。
「湛える」を使った例文と意味を解釈
「湛える」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「湛える」を使った例文1
- 「湛える」を使った例文2
「湛える」を使った例文1
「売上が非常に良いこともあり、満面に笑みを湛える」
「満面に笑みを湛える」とは、顔中、顔全体で笑っている、ということでとびっきりの笑顔であるという意味で使います。
例文の場合は売上が良く儲かっているので笑顔があふれているということになります。
「湛える」を使った例文2
「あまりの悲しさに目に涙を湛える」
悲しくて今にも涙があふれそうな状態を「目に涙を湛える」と言い表します。
その状態から少し進めば涙がこぼれ落ちることでしょう。
「湛える」の類語や類義語
「湛える」の類語や類義語を紹介します。
- 「みなぎる」【みなぎる】
- 「満水」【まんすい】
- 「漂わせる」【ただよわせる】
- 「はちきれんばかり」
- 「充満」【じゅうまん】
「みなぎる」【みなぎる】
「みなぎる」とは水がいっぱいになる、水の勢いが盛んであるという意味と、力や意志などが満ちあふれていることを言います。
「最初は落ち込んだが、しばらくすると再び闘志がみなぎるようになった」「今はパワーがみなぎってるって感じで彼女すごく素敵だったね」などと使います。
「満水」【まんすい】
「満水」とは水がいっぱいになることを言います。
「ダムが満水になっている」「この除湿器は、満水になるまで何時間かかるのか」などと使います。
「漂わせる」【ただよわせる】
「漂わせる」とは漂うようにすることを言います。
「いい香りを漂わせる」「何か、事情があると漂わせるように目配せしてくれたのですぐにわかった」などと使います。
「はちきれんばかり」
「はちきれんばかり」とは中身がいっぱいであり、さけるかのようだという意味で使います。
「食べ過ぎたのか、飼い猫のお腹ははちきれんばかりに膨らんでいる」「はちきれんばかりの若さと元気さにただただ圧倒される」などと使います。
「充満」【じゅうまん】
「充満」とはある空間にいっぱいに満ちることを言います。
「タバコの煙が充満している部屋には行きたくないね」「部屋中に焼き肉のいい匂いが充満している」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「湛える」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。