「貫き通す」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「貫き通す」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「貫き通す」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「貫き通す」の意味
- 「貫き通す」の表現の使い方
- 「貫き通す」を使った例文と意味を解釈
- 「貫き通す」の類語や類義語
「貫き通す」の意味
「貫き通す」とは物の反対側まで突き抜けて通すという意味と、信念や信条などを最後まで変えないこと、持ち続けることという意味と二通りの意味があります。
- 「貫き通す」の読み方
「貫き通す」の読み方
「貫き通す」の読み方は、「つらぬきとおす」になります。
「貫き通す」の表現の使い方
「貫き通す」の表現の使い方を紹介します。
「貫き通す」とは二通りの意味合いがあります。
たとえば「書類をまとめる為にキリを貫き通す」とあれば、束になった書類に穴を開けたとわかります。
また「自分の決めたことを貫き通す」とは、自分の決めたことを最後までやり通す、気持ちを変えずに持ち続けるという意味合いになります。
どちらの「貫き通す」なのかは文章、会話の流れから簡単に判断できることでしょう。
どちらかと言えば、信念、信条を最後まで変えない、持ち続けるという意味で使われることが多い言葉です。
「貫き通す」を使った例文と意味を解釈
「貫き通す」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「貫き通す」を使った例文1
- 「貫き通す」を使った例文2
「貫き通す」を使った例文1
「周りがどんなに流されたって、僕は初心を貫き通すつもりでいるよ」
「初心を貫き通す」とは最初に決めた目標などを最後まで変えずにいること、またその気持ちを持ち続けることを言います。
「貫き通す」を使った例文2
「彼女はこの方法が正しいと言っているし、何があってもその考えを貫き通すだろう」
「考えを貫き通す」とは、考えたことを変えないことを言いますが、これが行き過ぎると、周りから言われても変えない、他にいい方法があっても変えないなどとなります。
それは悪く言えば「頑固」ということでもあります。
「貫き通す」の類語や類義語
「貫き通す」の類語や類義語を紹介します。
- 「一貫」【いっかん】
- 「貫通」【かんつう】
- 「徹する」【てっする】
「一貫」【いっかん】
「一貫」とは一つの態度、方法などが始めから終わりまで通すこと、通っていること、一続きであることという意味になります。
「彼一人、一貫した態度をとっているが、周りは考えを変えている」「終始一貫」などと使います。
「貫通」【かんつう】
「貫通」とは中を貫き、反対側へ抜けることを言います。
また物事によく通じていることも「貫通」と言います。
「来年にはトンネルが貫通するから楽しみだね」「敵の弾丸が、彼の足部分を貫通したらしいが、命に別状はないとのことだ」などと使います。
「徹する」【てっする】
「徹する」とは一つの主義や態度を最後まで貫くことを言います。
「彼は裏方に徹するつもりらしい」「あの人は若い時から金儲けに徹する生き方だった」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「貫き通す」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。