「貫通」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「貫通」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「貫通」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「貫通」とは?
- 「貫通」の英語と解釈
- 「貫通」の表現の使い方
- 「貫通」を使った例文と意味を解釈
- 「貫通」の類語や類義語・言い換え
「貫通」とは?
「貫通」というのは貫き通ること、貫き通すこと、という意味があります。
あるものの中を貫いて通るという意味であり、例えば「トンネルが貫通する」「鉄道が町の中心部を貫通する」と使うことが可能です。
例えば山の中にトンネルが作られる場合、片方から掘っていてもう片方に達すれば、トンネルが「貫通した」ということになります。
「新幹線が街の中を貫通した」などと言われることもありますね。
- 「貫通」の読み方
「貫通」の読み方
「貫通」という表現は「かんつう」と読みます。
常識として知っておきたい表現の1つだといえます。
「貫通」の英語と解釈
「貫通」という表現は“penetration”になります。
“"transfix”と言われることもありますし、“go through pierce”でも良いでしょう。
「長年の苦労の末、トンネルが常に貫通した」ということであれば“After a period of many years' sustained effort, the tunnel was at last completed.”になります。
「貫通」の表現の使い方
「貫通」という表現はトンネルなどでもよく使われる言葉ですが、ドラマや映画で銃で撃たれたなどという表現をする時にも使われることがあります。
例えば、鉄砲の弾が心臓を「貫通」していた、と表現されますね。
物騒な話ではありますが、頭蓋骨を「貫通」していたなどと表現されることもあります。
弾が頭蓋骨を突き抜けていった、などという場合にこの表現が使われます。
「弾丸は彼女の胸を貫通していた」などと使えます。
「貫通」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「貫通」を使った例文1
- 「貫通」を使った例文2
「貫通」を使った例文1
「トンネルが街の中を貫通し、街が活気にあふれた」
トンネルが「貫通」すると山の反対側などにも行き来がしやすくなり、便利になりますよね。
トンネルがなければ他の道を通って遠回りしなければいけないこともあるでしょう。
しかし、トンネルができたおかげで一直線で行けるようになり、時間の短縮になったと感じることもあるのではないでしょうか。
今でもトンネルは人々の生活に根ざしており、大きな役割を果たしています。
その一方で、トンネルは修復等が必要なこともありますから、適宜修繕していかなければいけません。
「貫通」を使った例文2
「ここを貫通しているトンネルが崩れました」
土砂崩れなどの影響でトンネルが崩れてしまうということもあります。
最近でも、側道で使われているトンネルに不備があった、修復しなければいけない、などという問題が指摘されています。
高速道路で使われているトンネルを修繕する場合、車の通りもありますし、非常に危険ですよね。
しかし万が一、トンネルが崩れてしまったなどということがあれば、それは人々の命を危険にさらすことになります。
そのためトンネルは必要に応じてしっかりと修理されなければいけないのです。
「貫通」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「突き通す」【つきとおす】
- 「貫く」【つらぬく】
「突き通す」【つきとおす】
「突き通す」というのは突いて裏まで通す、ということです。
例えば「針を突き通す」などと言われますね。
「貫く」【つらぬく】
「貫く」という表現には突き通す、「貫通」する、という意味があります。
あるいは終わりまでやり抜く、貫徹する、などという意味もあり、「彼女は意思を貫いて医者になった」などと使われることもあります。
「貫通」という表現は常識として知っておきたい言葉の1つです。
もし意味がわからなかったら、しっかりと覚えておきましょう。